京都競馬場のダートコースは右回りで1周1607.6mと大きく、東京競馬場に次ぐ規模となっています。
ここでは京都競馬場のダート1800mの特徴や傾向をコース図を交えて解説していきます。
京都ダート1800mで開催される代表的なレース
- みやこS(G3)
- 鳳雛S(L)
京都ダート1800mの代表的なレースはG3の「みやこS」です。
同距離で行われるチャンピオンズCの前哨戦としても利用されるレースで、2010年と比較的新しい重賞レースになります。
また京都ダート1800mは下級クラスでも頻繁に使用されるコースなので、予想する機会は多いと言えるでしょう。
京都ダート1800mのコースの特徴
京都ダートは直線が平坦でスピード決着になりやすい
京都ダート1800mはスタンド前直線半ばからのスタートになります。そのため最初のコーナーまでは約280m程しかありません。
また4つのコーナーを回る事になるため、素早く先手をとった逃げ・先行馬がコーナリングで有利に立ち回ることができます。
芝コースと同じく向こう正面には「坂」が設けられています。3コーナー入り口あたりを頂点として4コーナーにかけて下っていくレイアウト。
下り坂から直線はゴールまで平坦なためダートコースとしては非常にスピードが出やすいコースとなっています。そのため最後の3ハロンの上がりは速くなる傾向にあります。
最後の直線距離は329.1mと4大競馬場の中では一番短いのも特徴。1周距離1607.6mは東京競馬場に次いで第2位なので、コースの大きさの割に直線は短いという事は頭に入れておきたい。
京都ダート1800mデータ詳細
コース | 右回り |
一周距離 | 1607.6m |
直線距離 | 329.1m |
高低差 | 3.0m |
コースレコード | 1:47.8(ウォータクティクス 2009 アンタレスS) |
京都ダート1800mで注目の枠順・脚質
京都ダート1800mで特に注目の枠は「6枠」で勝率から連対率、3着以内率までかなり優秀な枠になります。
他にも連対率や3着以内率では「4枠」なども優秀です。
脚質は「逃げ」「先行」の成績が優秀です。最初のコーナーまでの距離が短いため、素早く先手を取った馬がそのまま4つのコーナーをロスなく回ることができます。
枠順 | 6枠・4枠 |
脚質 | 逃げ・先行 |
最後の直線も短く平坦なため「逃げ」「先行馬」が残りやすいコースです。