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【2024シルクロードS】短距離王国からの刺客!勝利の花を添えれるか【レース予想】

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24年シルクロードS レース予想

スプリンターズSが重賞未勝利馬でのワンツーと混迷を極めるスプリント路線。今年のシルクロードSからも新たなスプリント王者を目指して多彩なメンバーが揃いました。

ここでは2024年のシルクロードSのレース予想をしていきます。

Keibit

去年は中京開催でしたが、1着ナムラクレア2着ファストフォースが順番こそ逆になりましたが高松宮記念でワンツー。
本番に直結するレースになりました。

目次

シルクロードSの過去10年のデータと傾向

まずはシルクロードSの過去10年のデータから簡単な傾向を探っていきます。

以下はシルクロードSの過去10年の1着~3着馬の枠順・前走・前走着順です。

着順馬名前走前走着順
23年
中京
1着2ナムラクレアスプリンター5着
2着9ファストフォースタンザナイト4着
3着8マッドクール知立S1着
22年
中京
1着3メイケイエールスプリンター4着
2着16シャインガーネットオーロC3着
3着10ナランフレグタンザナイト1着
21年
中京
1着13シヴァージ京阪杯5着
2着2ライトオンキュースプリンター9着
3着12ラウダシオンマイルCS15着
20年1着8アウィルアウェイ京阪杯4着
2着6エイティーンガールファイナルS1着
3着15ナランフレグ浜松S1着
19年1着2ダノンスマッシュ京阪杯1着
2着8エスティタート京阪杯5着
3着18ティーハーフ淀短距離S3着
18年1着1ファインニードルスプリンター12着
2着7セイウンコウセイ京阪杯7着
3着4フミノムーンスワンS17着
17年1着7ダンスディレクター阪神C4着
2着11セイウンコウセイ淀短距離S1着
3着9セカンドテーブル淀短距離S2着
16年1着1ダンスディレクター阪神C2着
2着8ローレルヴェローチェ淀短距離S1着
3着7ワキノブレイブ淀短距離S8着
15年1着3アンバルブライベン淀短距離S2着
2着2サドンストーム淀短距離S5着
3着15セイコーライコウラピスラズリ3着
14年1着2ストレイトガール尾張S1着
2着1レディオブオペラ淀短距離S1着
3着6リトルゲルダ尾張S11着
シルクロードS過去10年の1~3着馬の枠順・前走・前走着順

なお21年~23年が中京開催だったのでこの点は注意。

「1枠」は過去7年で4勝の絶好の当たり枠だが…

中京開催を除いた過去7年での枠順別の成績は以下の通り。

  • 1枠【4-2-0-7】
  • 2枠【1-0-1-11】
  • 3枠【0-1-1-11】
  • 4枠【1-3-1-9】
  • 5枠【1-0-0-13】
  • 6枠【0-0-1-13】
  • 7枠【0-1-1-15】
  • 8枠【0-0-2-16】

4勝2着2回で「1枠」に入った馬の成績は飛びぬけており絶好の当たり枠となっています。

ただし好走した馬達は軒並み上位人気馬であったことも併せて覚えておきたいところ。内優勢は変わりないが絶対的な信頼は置かずに参考程度にとどめておいたほうがよさそうです。

24年シルクロードSの1枠

カイザーメランジェ(18番人気)
・リバーラ(17番人気)

阪神Cや京阪杯からのローテが強い

中京開催を除いた過去7年での主な前走別成績は以下の通り。

成績勝率連対率3着以内
京阪杯【2-2-0-7】18.18%36.36%36.36%
阪神C【2-0-0-7】22.22%22.22%22.22%
スプリンターズS【1-0-0-9】10.00%10.00%10.00%
淀短距離S【1-4-3-19】3.70%18.52%29.63%

阪神Cや京阪杯からのローテは出走頭数の割に勝ち馬が多く積極的に狙いたいところ。

淀短距離S組は直近の同条件ということもあって参戦頭数が多い割には勝ち馬は少ないが、2着3着と馬券に絡むことは多く注意が必要。

その他のOP組や重賞組は不振傾向にあります。

24年シルクロードSの前走有利馬

ルガル(京阪杯:2着)
・トゥラベスーラ(京阪杯:4着)
アグリ(阪神C:3着)
メイショウソラフネ(淀短距離S:2着)
サトノラムセス(淀短距離S:4着)
ショウナンハクラク(淀短距離S:7着)
カワキタレブリー(淀短距離S:10着)

有力馬ピックアップ

有力馬ピックアップ

◎アグリ

どちらかというと1400mのイメージのあるアグリだがメンバー的にはここでも格上の存在。

  • G1(0-0-0-3)
  • G2(0-1-1-0)
  • G3(1-0-0-0)

G1でこそ壁に跳ね返されているが、G2G3では馬券圏内は外したことがないというのは大きい。トップハンデながら58キロはG1でも背負い慣れているしこなしそう。

ここ最近は差し・追い込み脚質中心だが先行できるスピードも持ちあわせているし、坂井瑠星騎手が得意の先行策に持ち込むことも全然考えられる。

3月の頭で定年退職の安田隆行調教師は記念すべきJRA重賞60勝目を狙って、アグリとサンライズロナウドとの2頭体制で挑む。

安田隆行厩舎はロードカナロア、カレンチャン、ダノンスマッシュなどを育て上げた短距離王国として有名。ここは仕上げにも力が入るところだし陣営の士気は高いと見る。

前走後コメントでジョッキーに指摘されていた体重が絞れているかは注目しておきたいポイント

〇ルガル

ルガルは充実の4歳馬でG3は2度挑戦して2着2回。このクラスでならそろそろ届いてもおかしくない実力馬。

葵Sの1:07:2の高速決着での2着から、不良の橘Sでの5馬身差での圧勝など、馬場に左右されずに実力を発揮できるのが強み。

スワンSは出遅れて後ろからになったが基本は前目につけてスピード勝負ができる馬だし、ここも好枠から自分の競馬ができそう。

特に割引材料もなく重めの印を打っておきたい。

▲エターナルタイム

ルメール騎手が重賞クラスと自信を見せていたこともあり、富士Sでも直前までは1番人気に支持されていた素質馬。

マテンロウオリオンが前半56.7で飛ばした速い流れを先行して6着。手応え十分で抜け出しにかかるも最後の1ハロンで力尽きた。

元々夏負けで関屋記念を回避した後のレースで、苦い敗戦になったが初のG2挑戦としては内容は良かった。

初めてスプリント戦になるがスタートセンスの良さはこの舞台でも大きな武器になる。ロードカナロア産駒なので1200mは心配よりも期待の方が大きいし、今のスプリント戦線のレベルなら割り込む余裕はあると見る。

一番の不安点は今の京都のタフな馬場適性でこれに関してはやや割引は必要と思っています。

シルクロードSレース予想

レース予想
エスキース

他にも穴っぽいところで淀短距離S組のメイショウソラフネ、実績あるテイエムスパーダ、トゥラヴェスーラあたりも馬券に組み込むかは悩みどころ。
現段階では馬連BOXだけは確定で買っておきたいです。

◎アグリ
〇ルガル
▲エターナルタイム

想定ペース:ミドル

馬連BOX:◎〇▲

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