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【2023セントウルS】14番人気テイエムスパーダが逃げ切り大波乱に【レース回顧】

2023年セントウルS結果・回顧

近走不振が続いていたテイエムスパーダが積極的にハナを奪って逃げ切りました。

14番人気単勝112.6倍で単勝万馬券。今年は夏競馬が比較的大人しめの決着でしたがここで大きく荒れました。

目次

レース予想結果

レース予想結果
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着順馬番馬名重量タイム通過順位上がり人気
1611テイエムスパーダ55.01:07.21-133.714
258アグリ57.0111-1232.42
3814スマートクラージュ57.03/48-933.05
2023年セントウルS1~3着



馬券はピクシーナイトからでハズレ。

予想してた展開ともかなりズレがあり、必然のハズレだったかなと思います。

◎ピクシーナイト   8着
〇ジャングロ     6着
▲ビッグシーザー   10着

△スマートクラージュ 3着
△ロンドンプラン   5着
△エイシンスポッター 7着
△ディヴィナシオン  14着
△アグリ       2着

想定ペース…ミドル
実際のペース…ミドル

エスキース

印を重くした3頭にそれぞれ奮わなかった部分がありました

レース展開

レース展開

ラップタイム 11.9 – 10.5 – 11.1 – 10.9 – 11.1 – 11.7
(ミドル)

スタート後何頭か押していく馬もいましたが、ハナに立ったのは勝ち馬でもあるテイエムスパーダ。

前後半のラップで見ると前33.5、後33.7なのでフラットなペース。

最後坂で11.7と若干落ちたとはいえ上手くまとめていて、差し切るのは厳しい展開に。

1~3着馬の評価と次走メモ

上位入線馬

1着 テイエムスパーダ

去年の夏に今村聖奈騎手が果敢に逃げて初重賞制覇を果たしたのは多くの人の記憶に残っていたことと思いますが、そこからかなり長いトンネルを通って来た馬。

今回腹を括って思い切って行った背景には、「前走、前々走とジャスパークローネを行かせた2番手でまんまと逃げきられていること」、「今回から騎乗した富田暁騎手は以前重賞で人気馬で積極性を欠いて後悔した」という背景もあったかと思います。

小倉で勝った時も開幕週での逃げで、今回は久々にこの馬らしい走りという感じでした。

早い馬が揃っていなかったというメンバー構成も生きた形。

まだ4歳で成績は落ち込んではいたが見限るには早すぎた感じですね。馬場や展開次第でどこかでまた決めるかも。

2着 △アグリ

土曜日に紫苑Sで素晴らしい追い込みを決めた横山典弘騎手ですが、結果論とは言え今回に関しては後ろすぎたかなという印象。

1200mとはいえペース的には前目や中団も取れてもおかしくないだけに、感覚的なものもあったのかもしれない。

後半の上がりは32.4と最速だっただけに惜しい競馬。あの位置からだからこそ使えた脚ともいえるので難しいところではあるが、スプリント戦への対応力と実力は見た気がします。

3着 △スマートクラージュ

こちらもいつもよりはちょっと後ろだったかなという印象。

結果的に前には届かず後ろに差されての3着で定位置になってしまった。

ワンパンチが足りないのは確かだが、重賞に積極的に使いだしてからもあまり成績が落ちていないのは素晴らしい。

その他の注目馬と次走メモ

その他注目馬

8着 ◎ピクシーナイト

今日に関しては出遅れて位置取りが後方になってしまったことが全て。

後半は32.9と58キロの斤量を考えれば悪くない脚は使ってはいるのだが、同じような位置取りにいたアグリとの差は見えてしまった。

徐々に状態が上向いているとは思うのだが、それでもスタートとテンの行きっぷりが全盛期に比べると良くない。

スプリンターズSがは枠に大きく左右されることもあるので、それら次第では巻き返しは可能だと思うが、更に前進気勢が必要になってくる。

故障後の騎乗で戸崎騎手が特に悪いとは感じないが、スタートが上手い福永騎手が合っていたのは間違いない。

6着 〇ジャングロ

スタートが決まればハナに、何かが強く主張するようなら2番手と思っていたのだが、実際は5番手での競馬。

もう少し主張しても良かったとは思うのですが、割り込まれるようなシーンもあった。

持続力のあるスピードが持ち味なので、今回のようなキレ勝負で1歩劣ったという感じでした。

そういうレースができるところでまた狙えればと思います。高松宮記念あたりに上手く照準が合えば。

10着 ▲ビッグシーザー

1番人気が強いレースでもあったので重めの印にしたのですがこれは反省点。

もう一列前に行きたかった感はあるが、位置取り的にはそこまで悪くない。

レース後コメントも思ったより伸びなかったというコメントもあるように、人気を裏切る形に。

この馬の敗因に関しては2パターン想定している。

  • 仕上げが甘かった 
  • そもそも実力が足りていない

葵Sのルガルに先着されたことと今回10着という結果を考えると、②の可能性も十分考えなければいけないかも

ポジション取りのセンスはあるのでそこはスプリントG1では強みだが、評価は少し落とした方がいいかも。

レース総括

  • テイエムスパーダのフラットな逃げ、開幕週で脚色もほとんど衰えなかった。
  • アグリはスプリント適正も見せたが、位置取り的にすこし勿体ない競馬
  • ピクシーナイトは徐々に良化もスタートとテンの勢いが全盛期に比べ劣っているのが心配
  • ジャングロはスピードの持続力勝負で見直し
  • ビッグシーザーは現状実力に疑問符

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