昼から激しく降った雨の影響があったタフな馬場をナムラクレアが見事1番人気に応えて差し切りV。
本番のスプリンターズS向けて最高のスタートを決めました。
レース予想結果
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 重量 | 騎手 | タイム | 通過順位 | 上がり | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 14 | ナムラクレア | 55.0 | 浜中俊 | 1:09.9 | 7-4 | 35.2 | 1 |
2 | 4 | 8 | シナモンスティック | 55.0 | 松岡正海 | 1 | 1-1 | 35.8 | 8 |
3 | 6 | 12 | トウシンマカオ | 57.0 | 鮫島克敏 | ハナ | 5-4 | 35.5 | 2 |
今週は単勝と馬連が見事的中!
参考程度に予想記事でレース傾向のデータを載せているのですが、好成績を残している「4枠」+「牝馬」ということでなんとか△シナモンスティックを拾えたのが大きかったです。
この手のデータは結構裏切られることもあり、あまりあてにはできないのですが、買おうか迷っている馬の後押しにはいいですよね。
◎ナムラクレア 1着
〇キミワクイーン 7着
▲ナランフレグ 10着
△ゾンニッヒ 8着
△ジュビリーヘッド 6着
△シナモンスティック 2着
想定ペース・・・スロー寄りのミドル
実際のラップタイム・・・12.1 – 10.9 – 11.3 – 11.5 – 11.8 – 12.3(Hペース)
単勝:240円 馬連:3590円
2着争いはどう転んでいてもおかしくない差だっただけにここは本当に助かりました。
レース展開
直前まで降った雨の影響で重馬場でのレース。これという逃げ馬がいない中、シナモンスティックが押してハナに。
前半34.3後半35.6ですから前傾ラップのハイペースと言っていい内容。それでも後方すぎる馬はこの馬場では追い上げが厳しく中団から前にいた馬達での決着。
とにかく馬場の痛みが激しくほとんどの馬が外を回すレースに。
1~3着馬の評価
1着 ◎ナムラクレア
丁度真ん中くらいの外々追走。
4コーナーから徐々に進出していって、直線では1頭しぶとく伸びて人気に応えての1馬身差の差し切り勝ちでした。
実力勝ちというところももちろんあるが、「タフな馬場での実績」、「平坦コースでの実績」、「55キロの斤量」、「外差しの効くトラックバイアス」ととにかくここは後押しする条件も多かった。
ここは一叩きのレースだったし本番のスプリンターズSでももちろん有力候補。G1を勝てるだけの力は既にあると思う。
ただトラックバイアスがもろに出るレースだけに、枠が出るまでは気が抜けないところですね。
2着 △シナモンスティック
スタートからの追っつけ具合を見るに、逃げ馬不在ということもあり思い切っていくつもりだった様子。
前走OPの勝ちっぷりがよかったが、メンバーレベルを疑われていた面もあってかここは8番人気。
厳しいペースでもしぶとく残ったには今回の渋った馬場も大いに関係ありそうです。
逃げ馬の特権でもある馬場のいいところを選んで走れたのも良かった。
3着 トウシンマカオ
個人的にこういう馬場は苦手そうだったので人気で嫌った1頭でした。
この馬も外枠がいいように出たと思います。
最後は2着にこれそうな勢いから甘くなったのはやはり馬場の影響もあったっぽいですね。1着馬とは差がありそうでしたが、トビの大きな馬だけに良馬場でまた見直せそうな雰囲気を感じました。
その他注目馬
〇キミワクイーン
内枠を引いてしまった事が大きいが、結果的に内に拘ったレースが裏目に出てしまった感じがしました。
この手の競馬は功を奏する事もあるし、外を選択しにくい状況だったのでこれは仕方ないところではありますね。
レースを見直しても外の馬達の伸びが歴然でした。高速馬場だとまだそこまで強く推せないが、当然見直しができる1頭。
▲ナランフレグ
道悪ならこの馬ということで人気を集めていた1頭。
ここまで雨が降って1発あるんじゃないかと思わせて、結果案外というのは結構競馬あるあるではありますよね…笑
後方からイン強襲というのはこの馬の十八番ではあるのですが、今回の外差しで中団から前の決着という事で反対のレースになってしまった。
結構露骨なトラックバイアスだったので上手く見極めれた方は軽視できたかと思いますが、自分は「この馬なら1頭内から伸びてくるのでは?」という幻想を追ってしまいましたね。
レース総括
- 当日の大雨、外差しの馬場と適正も重視されたレースに
- 好条件が揃ったナムラクレアが貫録勝ち
- キミワクイーンは内枠がつらかった。高速馬場への対応が鍵だが見直せる