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【2024フェブラリーS】ダート新王者は展開不問で総合力に優れたあの馬に期待!【レース予想】

フェブラリーS レース予想

近年サウジカップにダートの主力が出走するようになったことでどうしても層が薄くなりがちなフェブラリーS。

今年も主役級こそサウジカップへ向かいましたが、地方馬や芝で活躍してきた馬の参戦など、層が薄いがためにチャレンジしてくる馬も増えて、蓋を開ければ面白いメンバーが揃いました。

ここでは2024年のフェブラリーSのレース予想をしていきます。

Keibit

去年の勝ち馬はレモンポップはここを皮切りにG1レースを3勝の大活躍を見せて最優秀ダートホースへと上り詰めました。

目次

有力馬ピックアップ

有力馬ピックアップ

◎ウィルソンテソーロ

前々走チャンピオンズCはタフな競馬をよく追い込んで2着。上位入線馬がいずれも前目の内だった事を考えればこの馬の36.6の末脚はかなり異質。

中途半端に外を回すのがご法度な舞台だけに、原騎手の我慢に我慢して直線に賭けた騎乗は当時絶賛されました。

一方で前走の東京大賞典は好発から遅くなりそうとみるや、果敢にハナを奪い自分でペースを作ってウシュバテソーロの2着。こちらも鞍上の好判断が光ったレース。

いずれも騎手によるところが大きいので展開に恵まれたとの声もあるが、そういう自在性のある競馬をきちんと遂行できるのは馬の気性や能力によるところも大きい。

今回は短距離馬のドンフランキーや芝馬のガイアフォースなど先行勢の攻防が読みにくい1戦。こういう時はそもそも総合力の高い馬やとれる戦法に幅のある馬を軸に据えたい。

気になるスピード競馬への対応だが、東京1600mは条件戦時代に2戦2勝。1500mのかきつばた記念では強豪ドライスタウト相手にレコードで勝利するなど守備範囲はかなり広め。

ここ2戦で素晴らしい騎乗を見せていた原騎手からの乗り替わりとなるのは残念ですが、乗り難しいタイプではないのでそこまで心配しなくてもいいのかなと思っています。

基本的には好位で競馬が中心の馬で、無難に中団~やや前目で立ち回るのではないかと思っています。

〇ドゥラエレーデ

ドゥラエレーデはようやく進むべき路線が固まってきた。

チャンピオンズCでは9番人気という低評価ながらレモンポップの2番手を追走して3着。2頭には屈したが同じくロスのない競馬をした旧王者テーオーケインズにはしっかり競り勝っているあたり十分な実力を示した。

UAEダービーで差をつけられたデルマソトガケは今やBCクラシックの2着馬。この馬自身も後続を5馬身近く離した2着だったことを考えれば今の活躍も全くおかしくない。

しぶとさを活かした先行競馬が得意でスピード馬が多く出走したこの舞台に対応できるかが鍵だが、チャンピオンズCでレモンポップ相手に楽に追走できたことを考えれば、後れを取ることはなさそう。また今の東京ダートが時計がかかる馬場であることも追い風。

むしろある程度ポジション意識が高いコンビなので、ハイペースに巻き込まれてごちゃついた場合が心配。

相性のいいムルバザエフ騎手も確保して、充実の明け4歳。プラス材料の方が多いと判断します。

▲レッドルゼル

今年で8歳で未だ衰え知らずの古豪。全戦績の【9-8-3-6】は加齢による成績の落ち込みもなく、胸を張ってもいい戦績。

1600mは普段の距離適性から多少外れるが、この時期は状態よくフェブラリーSにも毎年果敢に挑戦して上々の成績を上げている。

  • 23年フェブラリーS 2着(0.2差)
  • 22年フェブラリーS 6着(0.8差)
  • 21年フェブラリーS 4着(0.5差)

去年は夏場の熱中症が酷かったらしく、そこから何とか立てなおしての武蔵野S。結果はドライスタウトの3着で状態を考えればかなり頑張っている。

引退する安田隆行厩舎を支えてきた功労馬。ここは渾身の仕上げにも期待できるし、先行争いが激化するようなら更にチャンスは広がる。

△キングズソード

キングズソードは昨年でも屈指のメンバーが揃ったJBCクラシックが0.9差の圧巻の勝利。

パワー偏重の今の大井の馬場や、外枠の好位でのびのび走れたのも大きかった。反対に東京大賞典は内枠で包まれペースも遅い中控える競馬での5着と敗因もはっきりしている。

東京ダート1600mはパワースタミナ寄りのこの馬としては少し適正からは外れているとは思うが、現在の時計がかかる馬場や速いペースが味方して浮上する可能性は大いにある。

あとはジョッキーがペースや馬の特性に合わせた位置取りをしてくれればベスト。

△オメガギネス

通算成績は【3-2-0-0】とほぼ完璧で前走東海Sも折り合いを欠いての2着。

まだまだ上積みのある4歳で、鞍上はルメール騎手で立ち回りも危なげがない。正直マイナス要素はかなり少ないが、実績面では重賞勝利はなしで1番人気。やや推しづらさは残る。

素質や能力は認めるものの、キャリアの浅さが露呈する可能性も考えて今回はこの位置に。

フェブラリーS暫定レース予想 土曜夜時点

レース予想
エスキース

かなりバリエーションに富んだメンバー構成でどこから入ってもそれなりに楽しめそう。

ペースが問題で普通に考えれば速そうですが、そこは乗っている騎手達も同じなのでスタートしてみれば案外という可能性も…

最終的な買い目は日曜お昼くらいまでには出す予定です。

◎ウィルソンテソーロ
〇ドゥラエレーデ
▲レッドルゼル
△キングズソード
△オメガギネス
△タガノビューティー

想定ペース:ややハイ

最終レース予想(日曜13:00更新)

エスキース

最終的な予想と買い目です。
印はそのままで◎軸の馬連で買いたいと思います。
今年最初のG1。いいスタートを切りたいですね。

◎ウィルソンテソーロ
〇ドゥラエレーデ
▲レッドルゼル
△キングズソード
△オメガギネス
△タガノビューティー

想定ペース:ややハイ

馬連:◎ー〇▲△△△

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