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【2023朝日杯FS】レースセンス抜群のジャンタルマンタルが無敗で頂点【レース回顧】

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朝日杯フューチュリティステークス レース回顧

朝日杯フューチュリティステークスは1番人気に応えてジャンタルマンタルが内から力強く伸びて勝利。
これで3戦3勝で2歳の頂点に。来年の更なる活躍が期待されます。

ここでは2023年朝日杯フューチュリティステークスのレース回顧をしていきます。次走の参考になれば幸いです。

目次

レース予想結果

レース予想結果
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着順馬番馬名重量騎手タイム通過順位上がり人気
13ジャンタルマンタル56.0川田将雅1:33.87-434.81
21エコロヴァルツ56.0武豊1 1/415-1734.14
3タガノエルピーダ55.0団野大成クビ3-335.25
レース結果
エスキース

馬券は〇▲の馬連が的中
押さえでしたが、シュトラウスが駄目だった時のリスクヘッジとしては良かったと思います。

最終レース予想

◎シュトラウス
〇ジャンタルマンタル
▲エコロヴァルツ
△ダノンマッキンリー

馬連 ◎ー〇▲△
馬連 〇ー▲△

想定ペース:ミドルペース

馬連:1,280円

レース展開

レース展開

12.5 – 10.9 – 10.7 – 12.0 – 12.3 – 11.9 – 11.2 – 12.3(1:33.8)
ミドルペース

好ダッシュを見せたセットアップがハナに立つところを、出遅れたシュトラウスが外から猛然とハナに。

このため3F目が10.7と一番速いラップ区画に。レース全体では前半46.1で後半47.7で前傾ラップ。最後の阪神の急坂で総合力を問われる勝負に。

今週は雨の影響もあって馬場はやや時計がかかっていたのもあったが、1:33.8というタイムは朝日杯としては平均的なものとみてよさそう。

1着馬~3着馬の評価

上位入線馬

1着 〇ジャンタルマンタル

好枠を活かしたそつのない立ち回り。道中は丁度中団の内でジッとしていて、3、4コーナーから徐々に位置を押し上げる形。ダノンマッキンリーの進路の潰しながらで隙も無かった。

直線は馬場のいい外側に出して、そこからはいつもの伸び。早めに先頭に立つ形にはなりましたが初経験の阪神の急坂でも脚色が衰えることなく勝利。

歴戦の古馬のような安定感のあるレースで、それでいて最後はしっかりと伸びる脚も持っている。現時点での完成度の高さで1歩抜けてる印象を感じました。

今回は川田騎手へと乗り替わった形ですが、1戦目2戦目と鮫島騎手が教えこんだ競馬がG1制覇に繋がったと言えるでしょう。

2着 ▲エコロヴァルツ

前走行きたがる面を見せていただけにどういうレースをするの注目だった馬。

スタートが若干遅れ気味だったのもあるが、隣のミルテンベルクがかなりかかっていて接触した。このため後方からの競馬を余儀なくされた。

結果的に最後方にはなったがコーナーはできるだけ外を回さないで、直線にかける競馬。今までとは全く違う競馬だったが猛然と追い込んでの1 1/4差の2着で今回一番強い競馬をしたのはこの馬で間違いない。

スムーズな競馬ができていればという所だったがこの経験は後々活きてきそうです。武豊騎手がずっと乗り続けてくれているのも頼もしくクラシックに期待が高まった。

3着 タガノエルピーダ

1戦1勝の牝馬ながら大健闘と言える3着。ポジション取りもほぼ理想通りの3番手追走。

直線は外のジューンテイクとの叩き合いになり、この争いを制すことができたのは立派。

阪神JFは抽選で出走出来なかったが出ていても、好勝負になったと思わせるような走りでした。ここを使えたのは大きいし次走も注目の1頭。

その他の注目馬

その他注目馬

10着 ◎シュトラウス

2番人気に推されながらも10着に敗れたシュトラウスだが戦前から懸念されていた点が全て出てしまった。

スタートでかなり後手を踏んだのがまず痛かった。前半が難しいと今まで乗った騎手のコメントにもあったように、先頭に立つまでスピードが緩む気配がなかった。

今までは内で壁を作ったり、ペースがある程度流れたのを味方にしたりしながらなんとかペースコントロールをしていたのだが、今回マーカンド騎手は馬の行く気に任せていかせた形。

出遅れなければこの選択もあったかもしれないが、あそこまで出遅れてハナに立つとなると流石に最後まで持たない。

今後の事を考えるとやはり控える形に持っていきたかったし、抑え込む努力はしてほしかったというのが本音。

今後活躍するかどうかは気性面での成長が鍵になりそう。

8着 △ダノンマッキンリー

こちらも気性面での難しさが露呈した感じ。道中いい位置には収まったがかなり首をあげていきたがっていた。

伸び自体はイマイチで最後の坂でも一気に順位を下げた。かからなければ1600mは十分持ちそう。

今回のレースだけ見るとクラシック路線で活躍できるかは少し微妙で、短距離路線へシフトしていくのがベストな気も。

レース総括

  • レースは前半46.1後半47.7で後傾ラップ、総合力の問われる1戦
  • ジャンタルマンタルは現時点での完成度で1歩リード
  • エコロヴァルツはぶつけられる不利で後方から、今回一番強い競馬
  • シュトラウスが出遅れからハナ、今後を考えると不安が残る競馬に。
Keibit

今年も速いもので来週はグランプリ有馬記念
例年になくバラエティーに富んだ馬達で面白いレースになりそうです。

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