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【有馬記念2023】武豊ドウデュースは何度でも蘇る!劇的復活V【レース回顧】

有馬記念 レース回顧
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有馬記念は怪我から復帰した武豊騎手を背にドウデュースがドラマのような復活の勝利。
ドウデュースはこれでG1レースは朝日杯、日本ダービーに続き3勝目。

ここでは2023年有馬記念のレース回顧をしていきます。次走の参考になれば幸いです。

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目次

レース予想結果

レース予想結果
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着順馬名重量騎手タイム通過順位上がり人気
15ドウデュース58.0武豊2:30.913-13-8-334.32
216スターズオンアース56.0C.ルメール1/22-2-2-234.87
34×タイトルホルダー58.0横山和生1-1-1-136.26
エスキース

馬券は◎△の馬連が無事的中。
本命は最後まで迷いましたが、7番人気というオッズの誘惑に負けて良かったです。
枠順が出た時は正直頭を抱えましたが、いつも以上に真剣に馬券検討をするきっかけにもなりました。

◎スターズオンアース
〇タスティエーラ
▲ジャスティンパレス
△ソールオリエンス
△スルーセブンシーズ
△ドウデュース
×タイトルホルダー

馬連:◎ー〇▲△△△×
馬連:〇▲

予想ペース:ハイ寄りのミドル

馬連:2,730円

レース展開

レース展開

7.0 – 11.3 – 11.9 – 12.0 – 12.0 – 12.2 – 12.5 – 11.9 – 12.2 – 12.0 – 12.0 – 11.7 – 12.2
ミドルペース

逃げ想定のタイトルホルダーが腹を括って押して押してハナに。

前半1000mの通過が60.2後半は60.1で中間もほとんど緩まないラップ。他の馬からすればどこかで息を入れたいし、入れれば差は広がるというタイトルホルダーらしい逃げ。

2番手はスターズオンアースが深追いせずに馬群が密集するスローペースに。

道中じっくりと脚を溜めコーナーで抜群の加速力を見せたドウデュースが1着。絶好のスタートを切ったスターズオンアースも激しく追いすがり2着。

勝ちタイムは2:30.9

これは過去10年でリスグラシューの2:30.5についで2番目に速いタイム。以下はそれぞれの年の前日に行われた同条件のグレイトフルSとのタイム比較です。

2019年2023年
有馬記念
(G1)
2:30.5
1着:リスグラシュー
2:30.9
勝ち馬:ドウデュース
グレイトフルS
(3勝クラス)
2:35.6
1着:ロサグラウカ
2:32.0
1着:ニシノレヴナント

レベル的にはどうしてもリスグラシューの強さが目立ちますが、この年はアエロリットがかなりのHペースで飛ばしたことも好時計の要因の一つ。

今年はグレイトフルSのタイムも2:32.0と速かったように、例年にない速い馬場だったことが今回のタイムに繋がった要因の1つと考えられます。

例年の有馬記念のようにタフな消耗戦というよりはスピードが求められた形。また上位3頭はそれぞれ好騎乗が光った素晴らしいレースでした。

各馬の評価

上位入線馬

1着 △ドウデュース

天皇賞秋、ジャパンカップと物足りないレースが続いていたが、今回は京都記念を彷彿(ほうふつ)とさせる圧巻のパフォーマンス。

ゆっくりしたスタートから13番手で折り合いに専念する形。ここ最近の敗因の一つであった前半での消耗を抑える事ができたのは大きい。

そして3コーナーからの進出は圧巻で素晴らしい加速力と機動力。他の馬が手綱を激しく動かす中で手ごたえ十分で3番手まで押し上げた。結果は出ていないが走法などから中山が案外向いているのでないかと予想しましたが、想像以上に素晴らしい適正を見せてくれました。

また割引材料として考えていた秋のG13戦目も全く感じさせない走りはただただ脱帽です。調教もしっかり消化してたようにかなりタフ。

自分が競馬を見始めた頃から大活躍していた武豊騎手。54歳になってもこんな騎乗ができるのですからまさにレジェンドですね。

ドウデュース自身も来年のレース選択も色々考えられるし夢が広がりました。

2着 ◎スターズオンアース

今回悩んだ末に本命に挙げましたが、やはり16番枠はどう考えてもマイナスで最終的には「ルメール騎手なら何とかしてくれるはず」という半ば願望のような予想になった。それでも実力だけ見れば7番人気というのは狙う価値は十分あったと思います。

実際今回の2着はルメール騎手の判断に助けられたところが大きかった。

好走の最大のポイントはなんといっても絶好のスタートを決めた事。そこからの判断も早くて最初の4コーナーを回るころには既に内の2番手を確保できて、この時点で外枠の不利を失くすことに無事成功。

タイトルホルダーを深追いせずに自分のペースを守って進める事ができたし追い出しを我慢する余裕もあった。

1点惜しかったのは直線ずっと内にもたれていて終始追いづらそうだった事。過去にフェアリーSのゴール前でもおなじく右にもたれてライラックの2着に敗れている。左回りほどのスムーズな走りができないことは今後も覚えておきたい。

それでもこれでG1を7連戦して【2.2.3.0】。実力は現役世代でもトップクラスであることはもはや疑いようがない。

3着 ×タイトルホルダー

ハナに立つまで一苦労だったがそこからの横山和生騎手のレースメイクが完璧だった。

7.0 – 11.3 – 11.9 – 12.0 – 12.0 – 12.2 – 12.5 – 11.9 – 12.2 – 12.0 – 12.0 – 11.7 – 12.2

一番緩んだラップ区間でも12.5秒。殆ど12.0秒前後の緩まないラップが連続しているタイトルホルダーのスタミナとスピードの持続力を最大限活かす競馬。

2番手のスターズオンアースが深追いしなかったことで後続を消耗させることはできなかったがその分セーフティリードを保って直線を迎えられた。

全盛期の勝ちパターンではあったのだが流石に年齢的な陰りもある。その中で最後まで必死に抵抗した3着には心を打たれた人も多かったのではないでしょうか。

個人的にも引退レースでこの逃げが見れたのは大満足です。

4着 ▲ジャスティンパレス

スタートで後手を踏んだことで最後方から脚を溜める競馬。外の馬達もできるだけポジションを取りたい馬が多かったので、被せられる危険を考えると諦めざるを得ない選択だったと思います。

道中勝ち馬のドウデュースを前における展開は悪くなかったですが、勝負どころの3、4コーナーでドウデュースの機動力の前に置いて行かれたのが痛かった。

ジャスティンパレスにあそこまでの加速力はないし、ポジションを押し上げたいところではヒートオンビートやタスティエーラあたりも既に仕掛けていたためかなり外を回る羽目に。

直線の伸び脚やゴール入線後の勢いを見ても優勝争いができたレベルの出来ではあったので、横山武史騎手としても悔しいレースだったと思います。

後方から勝ち切るにはドウデュースレベルの捲っていける加速力が欲しかったところ。それが無理ならリスクを背負ってでも先にポジションを押し上げるしかなかった。かなり難しい選択を強いられているように見えました。

もっとイージーにレースをするにはスタートを改善する必要がありますね。

5着 シャフリヤール

8番人気ながら見所のある5着。

臨戦過程はかなり不安だったが、1枠2番を最大限に活かす立ち回りで松山騎手も地味ながら神騎乗。例年にない時計の出る馬場もこの馬の適正にあっていました。

6着 〇タスティエーラ

スタート後のポジション争いで理想的な位置が取れなかったのがまず1つ。反応がイマイチで9番手という位置取りに収まったが、もう一列前のハーパーの位置をとりたかったはず。

ドウデュースが上がっていくところでムーア騎手もポジションを上げようと手を動かしているので、鞍上の意のままに動けていればチャンスはあったかと思います。

エンジンがかかるまで時間がかかった結果、直線は進路が狭くなる不利まで受けて万事休す。その後の伸び脚が良かっただけに惜しいですね。

もう少し機敏に動けるイメージがあったのでそのあたりは考えを改めないといけないのかもしれない。+18キロが影響したかまでは正直わからない。

3歳のレベル自体が疑われてはいますが、今日のレースを見ても勝負はできるレベルには十分あると思います。

8着 △ソールオリエンス

ソールオリエンスもゲートで苦しくなった1頭。隣の好スタートをきったシャフリヤールとの立ち回りの差を見れば一目瞭然で、後手を踏むだけでここまで差が出る。競馬においてスタートの重要さを思い知らされるレースでした。

レース展開自体も2番手以降はスローで固まっていたこともあって、得意の消耗戦の流れにはならなかった。皐月賞を見ても例年のようなパワー馬場でやりたかったでしょうね。

条件次第ではもちろん見直せるが、ここ数戦同世代のタスティエーラに先着できていないので、今後活躍するためには更なる成長が必要。

12着 △スルーセブンシーズ

今回この馬は見るからにキツそうだった。

中団での外々追走は有馬記念としては最悪のポジショニングで15番枠の難しさもでました。

池添騎手もああいう位置での競馬は選択したくなかったはずだが、かなり引っ掛かってしまったのがつらかった。外枠なので壁を作るのも難しいし、あの状態で狙った位置取りに収まるのは不可能に近い。

こうなるとスタミナがもたないのは仕方ないですね。理想のポジションを取れる馬の裏側には取れない馬もいるのが競馬の残酷なところ。

レース総括

  • タイトルホルダーが緩みのない逃げ。後続は深追いせずにスローの流れ
  • 例年にない状態のいい馬場でタフな消耗戦ではなくスピードや加速力の求められるレース
  • ドウデュースは3角4角での機動力で抜群の機動力を見せての勝利
  • スターズオンアースはロケットスタートで大外枠の不利を覆すも最後もたれて右回りにやや不安を残した
  • ジャスティンパレスはスタートで後手、機動力で劣るため早めのアクションが欲しかった
  • タスティエーラはいつも以上に反応が悪く後手後手
  • スルーセブンシーズはかかって外の中途半端な位置で完全に失速
Keibit

今週は2歳G1ホープフルS。未来のクラシックホースが潜んでいる可能性もあるので要チェックですね。

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