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【阪神大賞典】無念の秋を乗り越えて新長距離王者に王手なるか!?【レース予想】

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阪神大賞典2024 レース予想

今週は阪神大賞典。

大阪杯にドバイと昔に比べ選択肢が増えた古馬中長距離路線。無理に長距離を目指す馬は少なくなりましたが、それでも春の天皇賞に向けてここはスタミナ自慢達が大勢集結しました。

ここでは2024年の阪神大賞典のレース予想をしていきます。

Keibit

去年の勝ち馬ジャスティンパレスはここを勝って天皇賞馬に。レースの選択肢は増えていますが、本番に向けて依然重要なステップレースであることに変わりはありませんね。

目次

阪神大賞典の過去10年のデータと傾向

阪神芝3000m コース形態
コース形態

以下は阪神大賞典の過去10年の1~3着馬の性齢・枠順・前走(16、15、14年は開催時期が12月となっています

着順馬名前走前走着順
23年1着3ジャスティンパレス有馬記念7着
2着1ボルドグフーシュ有馬記念2着
3着7ブレークアップ有馬記念16着
22年1着11ディープボンド有馬記念2着
2着7アイアンバローズステイヤーズ2着
3着3シルヴァーソニック万葉S3着
21年1着6ディープボンド中山金杯14着
2着10ユーキャンスマイル有馬記念11着
3着5ナムラドノヴァンダイヤモンド4着
20年1着10ユーキャンスマイルJC5着
2着4トーセンカンビーナ松籟S1着
3着6メイショウテンゲンダイヤモンド2着
19年1着10シャケトラAJCC1着
2着7カフジプリンス尼崎S3着
3着1ロードヴァンドール日経新春杯13着
18年1着7レインボーライン有馬記念8着
2着6サトノクロニクル有馬記念9着
3着8クリンチャー京都記念1着
17年1着9サトノダイヤモンド有馬記念1着
2着3シュヴァルグラン有馬記念6着
3着4トーセンバジルJC11着
16年1着11シュヴァルグラン日経新春杯2着
2着6タンタアレグリアダイヤモンド4着
3着2アドマイヤデウス京都記念3着
15年1着8ゴールドシップAJCC7着
2着2デニムアンドルビー有馬記念9着
3着1ラストインパクト有馬記念7着
14年1着1ゴールドシップ有馬記念3着
2着8アドマイヤラクティ有馬記念11着
3着2バンデ御堂筋S1着
阪神大賞典S過去10年の1~3着馬の枠順・前走・前走着順

前走有馬記念組が最有力!3000m越えの前走は案外…

前走成績勝率連対率3着内率
有馬記念【5-6-2-6】26.32%57.89%68.42%
AJCC【2-0-0-6】25.00%25.00%25.00%
ジャパンカップ【1-0-1-2】25.00%25.00%50.00%
日経新春杯【1-0-1-7】11.11%11.11%22.22%
中山金杯【1-0-0-0】100%100%100%
尼崎S【0-1-0-1】0%50.00%50.00%
松籟S【0-1-0-5】0%16.67%16.67%
ステイヤーズS【0-1-0-3】0%25.00%25.00%
ダイヤモンドS【0-1-2-15】0%5.56%16.67%
万葉S【0-0-1-6】0%0%14.29%

中長距離最高峰のレースだけあってやはり前走有馬記念組が過去10年で5勝と強い。【5-6-2-6】という成績は他の追随を許さず、まずはチェックしたいポイント。レベルの高いレースなので2桁着順からの巻き返しも。

意外に苦戦しているのが同じ3000m越えの長距離路線組。前走ステイヤーズS、ダイヤモンドS、万葉Sは2着~3着どまりで1着はなし。G1クラスに後塵を拝する事が多い。

2024年阪神大賞典出走馬の前走有馬記念組

ディープボンド 有馬記念15着

Keibit

一方で7歳以上は過去10年で33頭出走も3着以内はなし。7歳馬のディープボンドは悩ましい立ち位置ですね。

「8枠」が過去10年で4勝と好走も小頭数だったことに注意

  • 1枠(1-1-2-6)
  • 2枠(0-1-2-7)
  • 3枠(1-1-1-8)
  • 4枠(0-1-2-10)
  • 5枠(1-1-1-10)
  • 6枠(1-3-1-11)
  • 7枠(2-1-1-15)
  • 8枠(4-1-0-14)

阪神大賞典の枠順では「8枠」が4勝とかなり好走しています。

ただ馬番で見ると10番、10番、9番、11番といずれも小頭数でのものであることは覚えておきたい。全体を見ても枠順による偏りはほとんどなく、あくまでレースの流れを重視したいところ。

2024年阪神大賞典出走馬の8枠の馬

8枠14番:ゼーゲン
8枠15番:ショウナンバシット

有力馬ピックアップ

有力馬ピックアップ

評価SS ブローザホーン

飛躍が期待された秋初戦の京都大賞典で心房細動による競争中止。少し足踏みする形になったが日経新春杯で勝利し、ようやく軌道に乗った。

この馬の評価で毎回出すのが、2勝クラスの潮来特別(中山芝2500m)。この時のタイムは2:31.5過去10年の有馬記念で見てもこれより早いのはリスグラシューの2:30.5のみでポテンシャルは既に高かった。

また2200m以上のレースに限れば(5-0-0-2)で着外の内1回は心房細動の京都大賞典が含まれている。札幌日経オープンのように道中で早めに先頭にたって突き放すだけのスタミナもあり、初の3000mへの不安はない。

有馬記念に出ていても面白かったのではと思わせた馬だけにここは全面的に信頼。

小柄な馬なので馬体重の増減が激しく転厩初戦ということもあり、当日の馬体重だけは気にしておきたい。

評価S ディープボンド

昨秋の成績が芳しくなく流石のディープボンドも下降線かと思わせるが、それなりに言い訳の効くレースも多かった。

京都大賞典3着は溜める競馬をしたいとの注文が出ていて差しに徹する形。皮肉にも先行組でのワンツー決着。

ジャパンカップ10着はそもそも超G1級の瞬発力が要求される舞台。上がり34.7はこの馬としてはまだ脚が使えているレベルで舞台が合っていない。

有馬記念15着は流石に負け過ぎであまりいい訳はできないが、ポジションが後ろすぎたのも理由の一つ。

押っ付けられながらしぶとく伸びてくる様はまさに長距離馬で3000m以上の成績は【2-3-0-2】。7歳以上は大不振のこのレースだが、今回はかつて2連覇したベストの舞台でもう一回期待したい。

去年のような上がり勝負にはしたくなく、騎手の展開読みも重要。

評価S テーオーロイヤル

長距離なら全幅の信頼を置けるのがテーオーロイヤル。前走ダイヤモンドSの勝ち方もサリエラと3キロ差がありながらもびっしり2頭で競り合って力でねじ伏せての1着。

3000m以上のレースなら【2-1-1-0】、2400m以上の阪神成績も【3-0-1-0】とスタミナが問われるコースはもってこい。

22年天皇賞春ではディープボンドと差のない3着でこの辺りがこの馬の実力の目安となる。ダイヤモンドS組はどうしてもG1級との対戦となるここでは苦戦気味だが今回のメンバーなら上位争いができそう。

大きく沈む事は考えづらく必ず買いたい1頭。

評価A サヴォーナ

通算成績【3-4-1-4】で最低着順でも青葉賞の6着という安定感が魅力。ゲートで後手を踏んだ菊花賞以外は基本的に好位で競馬ができるのもこの安定感に繋がっていそう。

その菊花賞でも途中から位置を押し上げるだけのスタミナを見せたし、長く手綱をとっている池添騎手のコメントも3歳春時点と比較しても成長と期待を感じさせる内容が多い。

神戸新聞杯までは惜敗続きだったサトノグランツにも2走続けての先着で、ブローザホーンにも追いすがった前走を考えるとここも当然軽視できない。

その他注目馬

菊花賞大外枠で4コーナーで挟まれる形になったショウナンバシットはスタミナに自信あり。勢いを取り戻しつつあるデムーロ騎手に戻って11番人気なら妙味はある。

前走京都で後方から大外分回しのプリュムドールも7番人気で期待値は高そう。余裕があるならこの2頭も買い目に入れたいですね。

阪神大賞典レース予想(日曜14:00更新)

レース予想
エスキース

前日オッズでブローザホーンが2番人気で単勝4.7倍と思っていたよりついているのでこのままいくようなら単勝勝負も視野に入れたいですね。

◎ブローザホーン
〇ディープボンド
▲テーオーロイヤル
△サヴォーナ
☆ショウナンバシット
☆プリュムドール

単勝:◎
馬連:◎ー〇▲△☆☆

想定ペース:ミドルペース

Keibit

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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