【2024神戸新聞杯】主役不在の超混戦レース！G1大敗組の巻き返しに期待【レース予想】

今週は菊花賞トライアルの「神戸新聞杯」。

今年は阪神競馬場ではなく中京芝2200ｍで行われるのが1つのポイントになってきそうです。

例年ダービー組が人気の中心になりやすいレースですが、今年は2勝クラスを確実に勝ち上がってきたメリオレーム、直前でダービー取消となったメイショウタバルが上位人気になっています。

ここでは2024年の神戸新聞杯のレース予想をしていきます。

有力馬ピックアップ

◎メイショウタバル

勝ち上がりまで3戦を要した事や、接戦続きだったことからどちらかというと地味な印象だったメイショウタバル。

そんな評価を大きく覆したのが毎日杯のパフォーマンス。重馬場の中かかり気味に逃げて前半59.6。これは厳しいかもと思わせたが、結果は2着ノーブルロジャーを6馬身引き離す圧勝劇だった。

綺麗な内側の馬場を通ったとはいえ見逃せないパフォーマンス。

また、つばき賞も着差のせいであまり目立っていないが、普通にラップも優秀でラスト4Fが 11.4 – 11.1 – 11.1 – 11.8と息の長い脚を使っていることからも能力の片鱗を見せている。

今回は雨予報も出ており、中京芝2200ｍは二度の坂越えのあるタフな舞台で持続力や馬場適性を活かせそうな舞台。

皐月賞で暴走気味の逃げになった気性面は不安点だが、連戦だった春からリフレッシュしての舞台で成長に期待する。

〇ショウナンラプンタ

530キロ台の雄大な馬体からはスケール感を感じさせ早くから注目されてきた素質馬。

ただスタートの安定感のなさや、ホープフルSでは外に張りっぱなしでコーナーを曲がるのも一苦労、ダービーのように終始かかってしまって大敗と能力を出し切るまでにクリアすべき問題も多く、現状思うような成績はあげれていない。

それでも阪神で2勝しているように坂のあるタフな馬場は歓迎で、直線の長いここは条件的に合っているように思える。道悪は経験していないが得意な可能性は十分。

安定感がないので軸にはしにくいが、絶対的な馬も見当たらず注意しておきたい1頭。

▲ミスタージーティー

ホープフルSの5着は大外枠からスタートで出遅れ、直線は思い切って内を選択もかなり派手に詰まって万事休す。あのレースだけならレガレイラやシンエンペラーにもひけをとっていない脚だった。

若葉Sこそ好位からしっかり勝利して能力の片鱗を見せたが、皐月ダービーは全く見せ場がなく、もう少しやれてもいいのにというのが本音。

春はレースに出るたびに体重が減っていたように、状態面で余裕がなかった可能性はある。

土曜日の段階で10番人気と低評価で妙味をとってこの評価に。

その他の注目馬

△ジューンテイクはG2京都新聞杯を勝っているようにこのメンバーでは実績上位。朝日杯4着、ダービ－10着もワンパンチ足りていないが能力は示している。ジリジリと伸びるタイプで今回の舞台も合いそうで買っておきたい。

△メリーオーレムは【3-2-2-0】と3着を外していない安定感が魅力。今回のようなタフな舞台設定、川田騎手あたりの要素が加味されて1番人気に推されて正直妙味はないが、今回のメンバーで強引に切るのは怖さがある。実際に川田騎手の中京芝2200ｍの成績は抜群で上手く乗りこなす可能性は高い。

△ウエストナウは2戦目の京都新聞杯でいきなり2着。荒い競馬で他馬に迷惑をかけた。今回はとにかく陣営が自信満々。左回りも絶対に合うとのことで、3戦目にして更にいいレースをしてきそう。

神戸新聞杯最終レース予想（日曜深夜更新済）

◎メイショウタバル
〇ショウナンラプンタ
▲ミスタージーティー
△ジューンテイク
△メリオレーム
△ウエストナウ

馬連BOX：◎〇▲△△△

想定ペース：ミドル