地方競馬の馬券をいつでもどこでも買ってみたいと思った事はありませんか?地方競馬をネットで購入できるサービスはいくつかあります。
それぞれのサービスには特徴があり、ポイントが付与されるサービスからトリプル馬単といったオリジナルの賭式があるものまで多種多様です。
この記事では地方競馬を買うためのネット投票サービス4つの特徴からメリット・デメリットについて比較解説していきます。
各サービスの特徴を把握して自分に最適な投票サービスを選びましょう。
地方競馬が買えるネット投票サービス4選
1. 楽天競馬
馬券を買えば楽天ポイントが貯まっていく
楽天競馬はその名の通り楽天グループが運営する馬券購入サービスです。
全ての地方競馬(南関東4競馬場・ばんえいも含む)の全レースの馬券をネット購入することができます。
楽天競馬の最大の特徴は指定のレースで馬券を購入すると楽天ポイントとして還元されることです。最大10%のポイント還元で、ポイント利用しての馬券購入や「楽天市場」などの楽天サービスで買い物をすることも可能です。
例えばポイント還元率が10%の場合は1000円馬券を購入すると100円分のポイントが戻ってくることになります。馬券であれば1点分追加できると考えればかなりお得です。
特に競馬を毎週のように楽しむという人にとっては、ポイント還元のあるサービスを利用するのは大きなメリットになります。
その他にも、全ての地方競馬場のレースのライブ映像や過去のレース映像など地方競馬を楽しむためコンテンツが完備されています。スマホさえあれば楽天競馬のアプリでいつでもどこでも地方競馬のライブ映像を見る事ができます。
楽天競馬のデメリットは対応している口座が楽天銀行のみということです。
楽天口座開設の申し込み自体は簡略化されており最短で3分で申し込むことができますが、開設されるまでは2日〜2週間程度かかります。
楽天口座を持っていないけど、今すぐに地方競馬を買いたいという方にはデメリットとなります。
これから腰を据えて地方競馬を楽しみたい人は、ポイント還元率の高さと全ての地方競馬の馬券が買える利便性から「楽天競馬」がおすすめです。
楽天競馬で使える口座
・楽天銀行
2. オッズパーク
地方競馬以外も競輪・オートレース・LOTOなど幅広く楽しめる
オッズパークはソフトバンクグループに属するSBプレイヤーズの子会社であるオッズ・パーク株式会社が運営する公営競技の総合サービスサイトです。
オッズパークの最大の特徴は地方競馬のみならず、競輪やオートレース、LOTOなども購入できることです。地方競馬に限らず幅広く遊びたい人にとってはうってつけのサービスと言えます。
また楽天競馬同様、馬券を買う事で最大10%ポイントが付与されます。オッズパークのポイントは「JCBギフトカード」「Amazonギフト券」「nanacoギフト」「WAONポイント」など幅広く交換できるため、用途にあわせて選びやすいのもメリットの1つ。
キャンペーンを数多く実施しているのも特徴で、抽選ですがチャージした金額の最大100%が還元される豪華なキャンペーンなども行われています。
また対応している銀行が「32行」とかなり多いので口座開設で困ることはほとんどありません。
オッズパークのデメリットは全ての地方競馬が買えるわけではない点。南関競馬(浦和・船橋・大井・川崎)は購入する事が出来ません。これらのレースを購入したい場合は注意が必要です。
オッズパークで開催中のキャンペーン
2024/11/1(金)〜11/30(土)
・10月入会者限定!最大3500円分プレゼントキャンペーン!
(新規入会特典としてOPコイン1500円をプレゼント)
(STAGE1:新規入会後合計1,500円以上投票で「競輪」で使えるOPコイン1500円をプレゼント)
(STAGE2:STAGE1達成者限定で合計1,000円以上投票で「競馬」で使えるOPコイン1000円をプレゼント)
(※OPコインはオッズパークでご利用いただける投票専用の電子マネーです)
(※市中銀行会員は除く)
ー詳しくはオッズパークのキャンペーンページをご確認下さいー
オッズパークで使える口座
ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、PayPay銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、auじぶん銀行、イオン銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、北洋銀行、北海道銀行、七十七銀行、東邦銀行、常陽銀行、足利銀行、群馬銀行、千葉銀行、横浜銀行、スルガ銀行、八十二銀行、北陸銀行、十六銀行、百五銀行、京都銀行、池田泉州銀行、中国銀行、広島銀行、四国銀行、福岡銀行、西日本シティ銀行、十八親和銀行
3. SPAT4(スパットフォー)
SPAT4でしか買えない「トリプル馬単」が魅力
SPAT4は南関東の4競馬が運営する馬券購入サービスです。全ての地方競馬の全レースに投票する事ができます。
最大の特徴は3つのレース全ての馬単を当てる「トリプル馬単(SPAT4LOTO)」。SPAT4の指定のレースでのみ買う事の出来る賭式で難易度が高い分大きな配当が期待できます。またトリプル馬単は50円から10円単位で購入する事ができるため少ないかけ金でも楽しむことができるのも魅力。
また南関東の公式が運営しているサービスだけあって、南関東4競馬公式ウェブサイトと連動した出走表やオッズなどが無料で見れるのが大きな強みです。
その他にも現金や会員限定グッズに交換できる「SPAT4プレミアムポイント」なども用意されています。
デメリットはズバリポイント還元率が低いことです。基本は0.5%なので「楽天競馬」や「オッズパーク」などのネット投票サービスと比べると低めです。
ただ、前述したポイント還元率も南関東4場の指定のレースでは8倍や10倍になるといったキャンペーンが充実しています。
「南関東のレースを中心に馬券を購入する方」や、「トリプル馬単」に魅力を感じている人はSPAT4がおすすめです。
SPAT4で使える口座
ゆうちょ銀行、PayPay銀行、楽天銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、auじぶん銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、千葉銀行、横浜銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行
4. 即PAT(即パット)
指定の口座を持っていれば即日加入可能
即PATはJRA(日本中央競馬会)が運営する馬券購入サービスです。
中央競馬に加えて地方競馬・海外競馬も投票する事ができるので、利便性が良く最も多くの人が利用するサービスになります。
最大の強みはJRA指定の口座を持っていれば即日加入できる点です。思い立った時にすぐに参戦できるのは嬉しいポイント。
中央競馬から競馬に入ってそのまま即PATだけで特に困らないという人もいます。
一方で「ポイント還元などのサービスはない」、「地方競馬が購入できない曜日がある」といったデメリットがあります。あくまで中央競馬がメインなので、JRA開催前後の金曜日と月曜日は地方競馬はシステムメンテナンスで購入できません。(詳しい発売スケジュールはこちら)
ただ、ポイント還元などのサービスはありませんが、購入したレースや的中オッズなどをポイントに換算し上位入賞すれば豪華賞品が貰える「オッズ・マスターグランプリ」や、抽選で競走馬のオリジナルのQUOカードが貰えるキャンペーンなど競馬ファンにとって嬉しいイベントが用意されています。
やはり中央競馬中心のサービスではあるので、地方競馬を存分に楽しみたい人はポイントが付与されたり、全ての地方競馬が買える別のネット投票サービスを利用する方がいいでしょう。
即PATで使える口座
PayPay銀行、楽天銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、住信SBIネット銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、auじぶん銀行
4つの地方競馬ネット投票サービス比較
以下は4つの地方競馬のネット投票サービスの比較表です。各サービスで微妙に特徴が違います。特に購入したい地方競馬場に対応しているかは重要なのでよく確認しておきましょう。
サービス名 | ||||
運営 | 楽天グループ | オッズ・パーク株式会社 | 南関東4競馬共同 | JRA |
地方競馬場 | ◎ (全ての地方競馬場) | 〇 (南関東4場を除く) | ◎ (全ての地方競馬場) | △ (月曜・金曜は不可) |
ポイント還元率 | 1%~10% | 1%~10% | 0.5%~10% | なし |
ポイント用途 | ・楽天競馬での馬券購入 ・その他楽天サービス(楽天市場等)での利用 | ・Amazonギフト券 ・WAONポイントID ・nanacoギフト ・PeX ・楽天Edy(エディ) ・PayPayギフトカード ・JCBギフトカード | ・現金 ・グッズ | なし |
対応銀行 | 楽天銀行 | 32行 | 12行 | 9行 |
入金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 1日2回まで無料 3回目以降15円 |
入会金/年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
発売締切時刻 | 2分前 | 2分前 | 2分前 南関東4場は1分前 | 2分前 |
公式サイト | 楽天競馬 | オッズパーク | SPAT4 | 即PAT |
【Q&A】地方競馬ネット投票サービスによくある質問
- 地方競馬の馬券はどこで購入できる?
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地方競馬の馬券を買う方法は「地方競馬場・場外発売所」に直接足を運んで購入するか、「ネット投票サービス」を利用して購入するかの2つです。
地方競馬場では同日に開催される他場のレースならでも購入する事ができます。
ネット投票サービスはお手持ちのPCやスマートフォンでいつでもどこでも地方競馬を買える事ができるため非常に便利です。
- 地方競馬が購入できるネット投票サービスの種類はいくつある?
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地方競馬が購入できるネット投票サービスは大きく分けて4種類あります。
「楽天競馬」「オッズパーク」「SPAT4」「即PAT」になります。
他にもJRAの「A-PAT」でもネット投票とプッシュホン投票で地方競馬を購入することもできますが、中央競馬が開催している日のみの投票になるためかなり限定的です。
- 入会金・年会費・手数料はかかる?
-
今回紹介したネット投票サービス4種類全て、入会金や年会費は無料です。
即PATのみ1日あたりの入金3回目以降は1回につき、15円の入金手数料がかかります。その他のサービスでは手数料は無料です。
※インターネット通信に伴う費用(プロバイダ利用料やパケット通信料など)は、負担する必要があります。
- ネット投票サービス利用開始までの流れは?
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「指定の銀行口座を開設」→「投票サービス加入手続き・登録」→「申し込み完了」が大まかな流れになります。
指定の銀行口座を開設するには申し込みから2週間ほど場合があります。
既に指定の銀行の口座を持っている場合は、加入手続きをして即利用できるサービスもあります。
詳しい手順は各サービスサイトの申し込み手順を確認してみて下さい。
- 即PATを利用しているのに地方競馬が買えないは何故?
-
即PATでは地方競馬が購入できない理由としては以下のものが考えられます。
- 対応していない地方競馬場のレース
- 月曜・金曜日(月曜日が祝日の場合は火曜・金曜)
- 年に数回あるメンテナンス日
①即PATは全ての地方競馬場のレースを買えるわけではありません。また地方競馬は複数開催されており、ナイターもあるので複雑です。地方競馬公式の開催日カレンダーなどをチェックしましょう。
➁即PATは中央競馬のレースがある土日にアクセスが集中するため、開催前日の金曜日と開催翌日の月曜日はシステムメンテナンスがあるため地方競馬を購入できません。例外として月曜日が祝日の場合は購入できますが、代わりに火曜日がメンテンナンスのために購入できません。
③即PATでは年に数回サービス全体のメンテナンスが行われます。これらの日は馬券を購入できません。一カ月前ほどから事前にお知らせなどがあるので確認してみましょう。
もしこれらが面倒なようなら全ての地方競馬のレースが購入できるサービスを検討してみて下さい。
まとめ 目的に合わせて投票サービスを選択しよう
昔と違って今は全ての地方競馬場の全レースがネット投票サービスでいつでもどこでも買う事ができるようになりました。この事により地方競馬の売り上げは伸びる一方で、2023年は1兆734億8095万5320円で売り上げレコードを大きく更新しました。
今回は地方競馬が買える4つの投票サービスについて紹介しました。
もしここまで読んで地方競馬の投票サービスを決めかねているという方は、目的に合わせて選ぶといいでしょう。
全ての地方競馬のレースを買いたいのなら「楽天競馬」か「SPAT4」。
ポイント還元率を重視するなら「楽天競馬」か「オッズパーク」。
南関東中心に馬券を買いたい人やトリプル馬単に魅力を感じている人なら「SPAT4」。
「即PAT」は中央競馬・地方競馬を両方が買える唯一の投票サービスですが、地方競馬を存分に楽しみたいという人はポイントが付与されたり全ての地方競馬でも買えるサービスを選んだ方が良いでしょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
自分にあった投票サービスを利用して地方競馬を楽しみましょう。