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【2023セントライト記念】レーベンスティールが皐月賞馬撃破で世代トップレベルを証明【レース回顧】

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2023年セントライト記念レース結果・回顧

ソールオリエンスが抜けた1番人気、更に抜けた2番人気にレーベンスティールとなったセントライト記念。

結果は好位から素晴らしい脚で抜け出したレーベンスティールに軍配が上がりました。

スクロールできます
着順馬番馬名重量騎手タイム通過順位上がり人気
134レーベンスティール56.0J.モレイラ2:11.46-6-7-733.92
2814ソールオリエンス56.0横山武史1 3/410-10-9-934.01
346シャザーン56.0岩田望来1 1/46-6-4-434.63
目次

レース予想結果

レース予想結果

馬券は馬連で的中。ここは相当固い決着で馬券的妙味はありませんでしたが、好きな2頭の決着というのは非常に嬉しかったです。

◎ソールオリエンス  2着
〇レーベンスティール 1着

△キングズレイン   5着
△シルトホルン    7着

想定ペース…スローからのロングスパート戦
実際のラップ・・・12.1 – 10.9 – 12.2 – 12.5 – 12.4 – 12.5 – 12.3 – 12.1 – 11.7 – 11.7 – 11.0 (スロー)

馬連:310円

Keibit

菊花賞が非常に楽しみになる1戦でしたね。レーベンスティールが軌道修正できたのが何よりです。

レース展開

レース展開

12.1 – 10.9 – 12.2 – 12.5 – 12.4 – 12.5 – 12.3 – 12.1 – 11.7 – 11.7 – 11.0 
・スローの瞬発力勝負

ハナはドゥラエレーデがとる形で前半は60.1のスローな流れ。

各馬折り合いとポジション取りに気をつけながら進む形に。

中山2200mは早めに進出する馬もいてロングスパート戦になる傾向がありますが、今回は純粋な直線勝負に。

ラストは11.7 – 11.7 – 11.0で瞬発力が試されて特に最後の1ハロンは一気に加速ラップになっています。

1~3着馬の評価と次走メモ

上位入線馬

1着 〇レーベンスティール

前走がかなりの不完全燃焼だっただけに、ここでようやく本来の実力を見る事ができました。

モレイラ騎手のエスコートも見事で、中団6番手でピタッと折り合いました。レース展開も瞬発力勝負となった事で、この馬の武器が最大限に活きるレース。

新馬戦や1勝クラスでみせたポテンシャルの高さをG2の舞台で見事に発揮しました。

次が菊花賞かどうかはまだわからないのですが、今日のようなレース展開になるなら3000mでもこなせそうな感じはしました。一方消耗戦になった時はまだ未知数といったところでしょうか。

賞金の問題もあって、ここがある意味勝負だったので、次回の仕上がりや陣営のコメントには注意したい。

2着 ◎ソールオリエンス

中団少し後方という位置取りでのレース。8枠だったこともあるし抜けた1番人気だけにいつでも上がってこれる外目での追走。

ポイントとしては4コーナーで、外に膨らんだコスモサマルガータの更に外を回す形に。この馬自身もコーナワークが上手いわけでもないので、ここで一旦遅れを取ってしまった。

ラスト「11.7 – 11.7 – 11.0」の流れを差し切るには4コーナーでついた差を考えると流石に厳しかった様子。

とは言え中山ではどうしてもこういうレースになる馬なので、ここは素直にラスト33.9秒でまとめたレーベンスティールを褒めるべきでしょうね。

エンジンがかかってからの伸び自体は素晴らしいので位置取りはこの辺りが良さそう。流れは当然もう少し厳しくなれば差し届きやすくなる。

菊花賞についてはやはり初めて走る京都コースが一つのポイント。上手く内を抜けてこれるに越したことはないコースなのでプラスという事はなさそうです。

3着 シャザーン

最終的に3番人気に落ち着いた。皐月賞、日本ダービーも恰好はつけていた馬だし、3着なら順当と言える結果。

ここ2走よりはいいポジションも取れたし、こういった展開もすみれSで経験済み。

今乗っている岩田望来騎手というのも良かったのではないでしょうか。勝ち馬よりは外で立ち回ったとはいえ、最後の脚はレーベンスティールと明確に差を感じました。

その他の注目馬と次走メモ

その他注目馬

5着 △キングズレイン

早いペースではなかったが、スタート後から全く進む気配がなかった。

こういう形になったことはホープフルSや毎日杯でもあって、そのあたりが今後の課題になってきそう。

ルメール騎手も展開も考慮して早めには進出しているのだが、ここまでの瞬発力勝負となると出番がなかった。

ジョッキーも明確に距離が長い方がいいと言っているし、これからは長距離路線で活躍していけるのではないかなと思っています。ただ更に実力をつける必要はある。

タフな展開になった時の宝塚記念なんかで見てみたい馬です。

レース総括

  • 落ち着いた流れからの瞬発力勝負でラスト3Fは「11.7 – 11.7 – 11.0」
  • 瞬発力に勝るレーベンスティールが3歳主役クラスにまで浮上
  • ソールオリエンスは瞬発力勝負でも戦えてはいるが今回は勝ち馬に完敗。消耗戦で見直し。
  • 勝ち時計の2:11.4は過去10年でも最高。馬場の良さもあるが優秀な時計。


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