福島芝1800mという難しい舞台を制したのは機動力を活かして好位につけたエルトンバローズが3連勝で一気に重賞制覇を果たしました。
1、2着に印をつけてない&断然人気本命で回顧の気は進みませんが、この反省が次に活きると信じて書いていきたいと思います。
レース予想結果
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 重量 | 騎手 | タイム | 通過順位 | 上がり | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 6 | エルトンバローズ | 55.0 | 西村敦也 | 1:46.9 | 4-3-3-3 | 34.9 | 3 |
2 | 4 | 7 | シルトホルン | 54.0 | 大野拓弥 | 1/2 | 2-2-2-2 | 35.2 | 4 |
3 | 7 | 14 | レーベンスティール | 58.0 | 戸崎圭太 | ハナ | 11-10-10-10 | 34.4 | 1 |
最終レース予想
◎レーベンスティール 3着
〇バルサムノート 4着
▲オメガリッチマン 8着
△グラニット 6着
想定ペース・・・ミドル
実際のペース・・・12.4-10.9-12.2-12.2-12.0-12.0-11.6-11.5-12.1(ミドル)
レース展開
逃げ宣言のグラニットが予想通り先手をとる。2番手以下シルトホルン、セオ、エルトンバローズと前走前目につけていた馬達がそれに続いて1000mは59.7の平均ペース。
4コーナーで少し苦しくなったグラニットをシルトホルン・エルトンバローズが捕まえる形に。後方から断然1番人気のレーベンスティールがやってくるが時すでに遅し。
立ち回りの上手さが結果に直結したレースに。
上位入線馬の見解
1着 消し エルトンバローズ
断然人気のレーベンスティール軸のため、前日2番人気の本馬をきたら諦めと強引に消したのですが、結果見事に勝たれてしまいました。
前目につけれる先行型でここも絶好位をとることができました。
2着のシルトホルンもですが前走1600m組が機動性を活かしてポジションをサッととったのが大きかったですね。異なる競馬場で3連勝しての一気の重賞制覇は素直に評価したいです。
地味ではありますがこれで成績は(3.3.0.1)。安定感は抜群です。
2着 シルトホルン
勝ち馬に続きこちらも前走1勝クラス1着の勢いに乗った馬。
1600mを逃げて勝ってきただけにテンのスピードはグラニットよりもあるように見えました。強引な逃げ争いはしないですんなりグラニットに先頭を譲ったのもよかったですね。
3着 ◎ レーベンスティール
問題は断然人気のこの馬。
スタート直後両隣の2頭にすっと前に行かれて気後れしたのか今までとは違う控える競馬を選択。終始後方内目のため途中からポジションも上げにくい位置になり直線まで追い出せず。素晴らしい脚は使ったものの僅差の3着。
ジョッキーもわかってはいたと思うのですが「福島で実力馬が敗れるならこういう競馬」というのを絵に描いたような内容になってしまった。
個人的に断然人気でも支持したのは安定した先行脚質があったからですが、「1600m組の機動性に後れをとった」のか、「馬の力を信じて出たなりにしたのか」、「流れがもっと早くなると踏んだのか」はわかりませんがジョッキーの前への意識が低かったのは間違いなさそう。
ポジション取りだけは気を付けて乗って欲しかったという舞台だっただけに残念。最後に他馬に迷惑かけたのもよろしくない。
ここは賞金を加算しておきたかったところですが結果的にそれも敵わず。素質は確かに感じましたし、切り替えて焦らずじっくり立て直してほしいですね。
ただ期待が膨らみ過ぎて公平に見れてない感もあるので次回はもう少し冷静に取捨選択したいです。
その他注目馬の見解
△ グラニット 6着
スタートがこの馬にしてはゆっくり目。それでも先手は主張して平均ペースには持ち込んでの6着。
今回は人気にもなり意識される立場だったというのもありますが、ちょっと1本調子な内容が気になります。
厳しい流れでもよく頑張って真ん中くらいの着順というのが続いているんですよね・・・今回初めて買ったのですが、結果が出ていない以上過度に粘り腰だけを評価するのは危険かなと感じました。
レース総括
- 機動力のある先行馬2頭がワンツー
- レーベンスティールは強さの片鱗はみせたが福島で負けるパターンにはまった。
- グラニットは結局同じような負け方が続いており深追いは避けたい。