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【2024ジャパンカップ】世界の強豪集結!ポジション優位が予想されるあの馬に注目【レース予想】

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ジャパンカップ2024 レース予想

今週は秋の古馬中長距離路線の2戦目となる「ジャパンカップ」

日本馬と海外の強豪馬が激突するのが魅力の競走でしたが、近年は思うように海外馬が集まらず、やや名前負けの1戦となっていました。

しかし、今年はオーギュストロダンやゴリアットなど実績も個性も強い海外馬が参戦を表明したことで例年以上にジャパンカップらしいジャパンカップとなりそうで、非常に楽しみな1戦となりました。

ここでは2024年のャパンカップのレース予想をしていきます。

Keibit

2023年はイクイノックスVSリバティアイランドで大きな話題になりましたが、終わってみればイクイノックスが4馬身差の圧勝。
このレースがラストランとなりました。

目次

ジャパンカップのコースの特徴

東京芝2400m 左
コース形態
東京芝2400m高低図 左
高低図

東京芝2400mのポイント

  • スタンド前発走で最初のコーナーまでの距離は約350m
  • 意外にアップダウンを繰り返す起伏の多いコース
  • 総合力の問われる日本でも随一の王道コース
  • 4つのコースが使い分けられ馬場が傷みにくく、速いタイムが出やすい(Cコース2週目)
Keibit

より詳しい東京芝2400mの特徴は以下の記事で解説しているのでよければ参考にしてみて下さい。

ジャパンカップ過去10年のデータと傾向

以下はジャパンカップの過去10年の1~3着馬の枠順と年齢と前走・前走着順です。

着順年齢馬名前走前着順
23年
1着2牡4イクイノックス天皇賞秋1着
2着1牝3リバティアイランド秋華賞1着
3着17牝4スターズオンアースヴィクトリア3着
22年
1着6牡5ヴェラアズール京都大賞典1着
2着15牡4シャフリヤール天皇賞秋5着
3着3牡5ヴェルトライゼンデオールカマー7着
21年
1着2牡4コントレイル天皇賞秋2着
2着7牡4オーソリティアルゼンチン1着
3着4牡3シャフリヤール神戸新聞杯4着
20年1着2牝5アーモンドアイ天皇賞秋1着
2着6牡3コントレイル菊花賞1着
3着5牝3デアリングタクト秋華賞1着
19年1着5牡5スワーヴリチャード天皇賞秋7着
2着1牝3カレンブーケドール秋華賞2着
3着2牝3ワグネリアン天皇賞秋5着
18年1着1牝3アーモンドアイ秋華賞1着
2着8牡4キセキ天皇賞秋3着
3着11牡4スワーヴリチャードプリンシパル10着
17年1着1牡5シュヴァルグラン京都大賞典3着
2着2牡3レイデオロ神戸新聞杯1着
3着4牡5キタサンブラック天皇賞秋1着
16年1着1牡4キタサンブラック京都大賞典1着
2着12牡5サウンズオブアース京都大賞典4着
3着17牡4
シュヴァルグランアルゼンチン1着
15年1着15牝4ショウナンパンドラ天皇賞秋4着
2着6牡5ラストインパクト天皇賞秋12着
3着1牡5ラブリーデイ天皇賞秋1着
14年1着4牡4エピファネイア天皇賞秋6着
2着1牡5ジャスタウェイ凱旋門賞8着
3着15牡5スピルバーグ天皇賞秋1着
ジャパンカップの過去10年の1~3着馬の枠順と年齢と前走・前走着順

内枠が圧倒的優勢!中でも「1枠」は5勝と大注目

成績勝率連対率3着内率
1枠5-4-1-729.41%52.94%58.82%
2枠2-0-4-1310.53%10.53%31.58%
3枠2-1-1-1610.00%15.00%20.00%
4枠0-2-0-180.00%10.00%10.00%
5枠0-1-0-190.00%5.00%5.00%
6枠0-1-0-190.00%5.00%5.00%
7枠1-1-2-214.00%8.00%16.00%
8枠0-0-2-240.00%0.00%7.69%
ジャパンカップ過去10年枠順別成績

ジャパンカップはCコース替わり2週目。まだまだ内側の芝は良好なため、内でロスなく進めた馬が好走しやすいレース。

更に日本ダービーやジャパンカップでは内2頭分(もしくは1頭分)ゲートを空けます。そのため内枠のデメリットである押し込められる機会が軽減されるため有利にレースを進める事ができます。

中でも「1枠」は過去10年で【5-4-1-7】で勝率、連対率、3着内率全てで圧倒的で真っ先に注目したい要素になります。

ただ5勝の内4勝は1番人気馬なので過剰に信頼するのは禁物です。

Keibit

ジャパンカップではまず枠順に注目してみましょう。

2024年ジャパンカップの「1枠」「2枠」「3枠」の馬

1枠1番 ゴリアット
・2枠2番 ブローザホーン
・3枠3番 ドウデュース
・3枠4番 ジャスティンパレス

4歳・5歳の安定感が魅力!斤量利のある3歳も好成績も勝ち切るまでは難しい

ジャパンカップと言えば斤量面で大きなアドバンテージが貰える3歳や牝馬に注目が集まりますが実際はどうなのでしょうか?

成績勝率連対率3着内
3歳1-4-2-174.17%20.83%29.17%
4歳5-3-4-3710.20%16.33%24.49%
5歳4-3-4-319.52%16.67%26.19%
6歳以上0-0-0-520.00%0.00%0.00%
過去10年の年齢別成績

過去10年で4歳は5勝、5歳は4勝と古馬の安定感が光っている。

3歳に目を向けると連対率、3着内率がトップ。ジャパンカップに3歳で挑もうというだけあって少数精鋭で結果を出しています。ただし近年では1勝にとどまっており勝ち切るまでは難しいという結果になっています。

なお6歳以上は馬券内に1頭も絡んでおらず、かなりの割引材料。

成績勝率連対率3着内
牝馬3-2-2-1812.00%20.00%28.00%
牡馬・セン馬7-8-8-1204.90%10.49%16.08%
過去10年の性別別成績

性別別成績では斤量面で有利な牝馬が勝率・連対率・3着内率全てで優勢となっています。

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過去10年で唯一勝利した3歳馬は歴史的名牝アーモンドアイでした。

2024年ジャパンカップの牝馬

・チェルヴィニア 3歳牝
・スターズオンアース 5歳牝

天皇賞秋が6勝と大安定!秋華賞組の好走率の高さも無視できない

成績勝率連対率3着内率
天皇賞秋6-3-5-3412.50%18.75%29.17%
京都大賞典3-1-0-1913.04%17.39%17.39%
秋華賞1-2-1-314.29%42.86%57.14%
アルゼンチン共和国杯0-1-1-130.00%6.67%13.33%
神戸新聞杯0-1-1-00.00%50.00%100.00%
凱旋門賞0-1-0-50.00%16.67%16.67%
菊花賞0-1-0-40.00%20.00%20.00%
オールカマー0-0-1-70.00%0.00%12.50%
ヴィクトリアマイル0-0-1-00.00%0.00%100.00%
ジャパンカップ過去10年前走別成績

前走別成績は「天皇賞秋組」【6-3-5-34】と出走頭数が多いながらも勝率、連対率、3着内率全てが優秀で真っ先に注目すべきレースになります。秋古馬3冠だけあって密接に関係しているレースと言えそうです。

更にこの天皇賞秋組をも超える好走率を上げているのは「秋華賞組」。特に連対率42.86%、3着内率57.14%は出走してきた馬のレベルが高かったとはいえ無視できない数値。

その他では「京都大賞典組」が3勝と上記2つのレースと比較しても遜色ない好走率でこちらも注目のレースになります。

逆にこれらの3つのレース以外は不振傾向。秋のG2ではありますが中山の「オールカマー組」などは3着が1回あるのみと振るいません。

Keibit

3歳牝馬は54キロ(以前は53キロ)で出走できることもあり、有利な条件にあると言えそうです。

2024年ジャパンカップの前走「天皇賞秋組」秋華賞組」「京都大賞典組

・ドウデュース 天皇賞秋1着
・ジャスティンパレス 天皇賞秋4着
・ソールオリエンス 天皇賞秋7着
・ダノンベルーガ 天皇賞秋14着
・チェルヴィニア 秋華賞1着
・ブローザホーン 京都大賞典11着

ジャパンカップの傾向まとめ

ジャパンカップ過去10年の傾向

  • 「1枠」は過去10年で【5-4-1-7】と圧倒的!「2枠」「3枠」も優秀で内枠が優勢
  • 4歳5歳が過去10年で9勝と強い。3歳は好走率はかなり高いが1勝と勝ち切るまでは難しい
  • 性別別では牝馬は過去10年で【3-2-2-18】で勝率・連対率・3着内率全てで優勢

有力馬ピックアップ

有力馬ピックアップ

◎スターズオンアース

スターズオンアースはなんといっても去年のジャパンカップで3着馬。今年と同じく8枠だったが、好スタートから好位で上手く流れに乗れていたし、ヴィクトリアマイル以来のレースでも折り合いがついたのも大きかった。

イクイノックス、リバティアイランドが絶好枠だった事を考えればかなり評価できる内容。実際にこの次の有馬記念でも不利な大外をものともせず2着と引き続き好走して能力の高さを示した。

これら昨年の長距離での走りを見ても今回人気上位のドウデュースやジャスティンパレス相手にもひけをとらないレベル。

スローになりそうな今年のメンバー構成の中で前目のポジションを取ることもできるのは大きな強みになる。

今年も大外ではあるが去年の17番ゲートに比べれば14頭立ての今回はまだ幾分マシ。これらの要素や久しぶりで割り引かれての5番人気ならやはり狙いたくなるというもの。

もちろん臨戦過程については昨年より不安が大きい。

春のドバイではもたれ癖が響いてレースにならなかったし、この癖は有馬記念の勝負所でも見せている。更に1年歳を重ねて今年はこれでまだ2走目と順調に使えていない。ただ追い切りは絶好ではあるので、後は実戦での勘が鈍っていなければというところ。

〇ドウデュース

ドウデュースはこれまでもここぞという舞台で最高のパフォーマンスを発揮してきた。

特に前走天皇賞秋でのパフォーマンスは歴代名馬と比較しても圧巻。G1にしては比較的スローな流れで前目につけた2着タスティエーラが上がり33.4の脚を使う展開。

他が十分余力を残して脚を使っている中で、ほぼ最後方から上がり32.5で差し切ったのだから1頭次元が違った。

今回も引き続きスローの展開での後方からの競馬が予想されるが、あの脚を見せられた以上展開どうのこうので評価は下げれない。しっかり折り合いがついた時の伸び脚は現役トップレベル。

秋は早い時期から3戦と決めていたし、スケジュールに合わせて順調に進めてこれる丈夫さもある。今回は期待値の分だけ◎を上に取ったが大きなマイナス要素はない。

ただドバイなどで馬っ気を見せていたように直前の雰囲気だけは忘れずにチェックしておきたい。

▲チェルヴィニア

チェルヴィニアはジャパンカップにおいて好走確率の高い3歳牝馬。過去の好走した牝馬は飛びぬけた実績を持つものが多いが、2冠をとったこの馬なら資格は十分。

やはりスピードや瞬発力がものをいう舞台で54キロで出走できるアドバンテージは大きい。

内回りの京都2000mも難なくこなしたように、立ち回りに難のある馬が多い中でこの馬の優等生ぶりはひときわ目を引く。6枠という融通の利きそうな枠順やルメール騎手という事もあり絶好のポジションでの競馬が期待できそう。

一気にメンバーは強くなるが、今年の牝馬3冠レースはいずれも過去と比較してもハイレベルで。近年の3歳馬の完成度を見ても即通用しても驚きはない。

オークスから更に強いパフォーマンスを見せた秋華賞といい、この馬自身の成長も伺えるので重い印を打ちたい。

その他の注目馬

△ジャスティンパレスはとにかくゲートに難あり。前走も素晴らしい脚を見せながら4着となったのも後方からの競馬を余儀なくされたことが大きい。後方からの末脚勝負となると隣のドウデュースに分がありそうなので、何とかスタートを決めて位置取りでアドバンテージを取りたいところ

△ドゥレッツァは菊花賞の疲れを引きずった春が不振。英インターナショナルSからJCという間隔のあるローテを選んだのには好感が持てるし今回は豊富なスピードの持続力が活かる東京芝2400m。タスティエーラが天皇賞秋で好走したように4歳世代を軽視するのは禁物。一転して好パフォーマンスを見せる可能性は十分ある。

×オーギュストロダンは派手な勝ち方こそないが格の高いG1競走を6勝してきた。相手関係や馬場適性でやや軽視されている部分もあるが、オブライエン調教師が早い時期からJCを口にしていたように、入念な準備をしての参戦。一方でドバイの大敗のようにゲートを出てすぐ無理とわかるような時もあり繊細な馬。敬意を表しつつも重い印は打てない。

×ゴリアットはキングジョージで凱旋門賞馬のブルーストッキングを寄せ付けない圧勝。パフォーマンスの意味合いも大きそうだが自信をのぞかせている。今回1枠1番を引き当てて鞍上は日本とJCを熟知しているスミヨン騎手。日本の馬場もこなして欧州でも圧倒的と言うのは想像しにくいため軽視も考えたが、◎スターズオンアースとの組み合わせで70倍ほどつくので流石にここも抑えてはおきたい。

ジャパンカップレース予想

レース予想
エスキース

◎スターズオンアースは期待値込みでの本命。
〇▲には特に厚めに流したいと思います。

◎スターズオンアース
〇ドウデュース
▲チェルヴィニア
△ジャスティンパレス
△ドゥレッツァ
×オーギュストロダン
×ゴリアット

馬連:◎ー〇▲△△××
3連複:◎〇ー▲△△××

想定ペース:スロー

Keibit

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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