前走不利のセルバーグが腹を決めての逃げで見事初重賞制覇。
これで夏競馬の重賞は4歳馬が5連勝で勢いは衰える気配がありません。中京記念は4歳馬が不振でしたが見事このデータも打ち破っての勝利になりました。
レース予想結果
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 重量 | 騎手 | タイム | 通過順位 | 上がり | 人気 |
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1 | 3 | 6 | セルバーグ | 55.0 | 松山弘平 | 1:33.0 | 1-1-1 | 35.6 | 8 |
2 | 6 | 11 | ディヴィーナ | 54.0 | M.デムーロ | 1 1/2 | 13-12-9 | 34.9 | 2 |
3 | 8 | 16 | ルージュスティリア | 53.0 | 川田将雅 | 1 1/2 | 11-12-14 | 34.7 | 1 |
個人的な馬券は単勝と馬連で馬連のみ的中。W的中と行きたかったですが、高めの紐が来てくれたので贅沢は言えません。夏競馬の難しさに頭を抱えていただけにホッとしたのが大きい。
◎ディヴィーナ 2着
△メイショウシンタケ 8着
△ウイングレイテスト 4着
△ルージュスティリア 3着
△セルバーグ 1着
△アナゴサン 6着
△アドマイヤビルゴ 13着
△ホウオウアマゾン 14着
想定ペース・・・ミドル
実際のラップタイム・・・12.3 – 11.2 – 11.1 – 11.3 – 11.5 – 11.4 – 11.8 – 12.4(ミドル)
レース展開
誰かが思い切って行きそうなメンバー構成と予想していましたが、セルバーグが思い切っての逃げ。
前半45.9後半47.1という前傾寄りのミドルペース。
緩い逃げではない中そのままセルバーグが後ろを完封しての勝利。馬の特徴ともかみ合った。
1~3着馬
1着 △セルバーグ
前走大敗も8番人気と密かに穴人気になってた馬。それもそのはずで、前走米子Sは直線前が壁になり力が発揮できずの12着。
松山騎手がテン乗りで折り合いを気にして積極的に行けなかったことを悔いていただけにここで思い切って行ったのは好判断でした。今回の逃げは陣営とレース前から決めていた作戦だったのかもしれませんね。
メンバーレベル自体は決して高いと言えませんが、楽逃げではなく持ち味である持続力を活かした競馬で胸を張っていい勝利。
2着 ◎ディヴィーナ
テンションに問題がある馬でまずそこをクリアできるかが心配でしたが、今日はレースも落ち着いていて力は出し切ったと言える内容。
スタートは5分で急がせることなく末脚を溜める形で中団やや後ろからの追走。4コーナーの手ごたえもよく後はどこまで伸びるかというところでしたが、中京のタフな直線もあって最後1頭は交わすことはできませんでした。
2戦続けてスムーズな競馬ができたことが何よりの収穫。
3着 △ルージュスティリア
折り合いに専念しての中団後方追走でしたが、少し行きたがる感じで気難しさが見える内容。
JRAの採決レポートにもありましたが、4コーナーで前の馬に突っかけるような形になる場面がありました。その分アクセルを踏み込むタイミングが遅れたように見えました。
今回は53キロと斤量も恵まれていただけに3着はあまり喜べない。精神面含めもう少し成長が必要。
その他注目馬
4着 △ウイングレイテスト
今日は先行というよりは中団追走という形。直線はいいところに出してしぶとく伸びてはいるものの4着。
ベテランらしく安定して走るのだがやはり決め手に欠ける印象。現状これ以上の結果を求めるなら何かしら思い切った競馬が必要になるかも。
またレース後コメントで「チークピーシーズをつけた方がいいかも」との事で、集中力に欠けるのか手ごたえほどは伸びていないのかもしれませんね。次回はそのあたりの馬具にも注目。
12着 消し ダノンスコーピオン
出遅れて後方からの競馬。直線は大外を回す形で全く伸びずでレースに参加していないような内容でいい頃の良さは皆無。
まさにスランプという形の成績が続いており、今後も復活の兆しが見えるまでは基本的に消しでよさそう。
G1なら人気もないだろうし少額保険で押えるのはありかもしれないが…
レース総括
- セルバーグは持続力を活かす思い切った逃げが功を奏した。レースレベル自体は並。
- ディヴィーナは2戦続けて力を発揮できた点に成長を感じる。
- ウイングレイテストは現状頭打ちも次回の馬具(チークピーシーズ?)に注目。