【阪神芝1400m】コースの特徴や傾向をわかりやすく解説

阪神競馬場は外回りの1周の長さは2089ｍにもなり東京競馬場を上回る日本最大距離の競馬場です。

阪神芝1400ｍで開催される代表的なレース

阪神芝1400ｍの代表的なレースは暮れの阪神で行われる「阪神カップ」です。1400ｍという距離からスプリンターズＳやマイルチャンピオンシップなどからも有力馬が参戦してくるため、Ｇ1並みのメンバーが揃う事も珍しくありません。

その他も高松宮記念の前哨戦となる「阪急杯」や桜花賞トライアルの「フィリーズレビュー」など春のＧ1に続く重要なレースも行われるコースです。

阪神芝1400ｍのコースの特徴

内枠の逃げ・先行馬がスピードに乗って押し切りやすい

阪神芝1400ｍは内回りコースを使用します。

2コーナーのポケット地点からのスタートのため3コーナーまで約440ｍと長めです。1200ｍとは違ってコーナーまで余裕があるので一見枠順に大きな差はなさそうですが、内回りのキツめコーナーのため外枠は苦戦傾向です。

また「3～4コーナーから直線半ばにかけて緩やかな下り坂が続くこと」と「内回りからの直線は356.5ｍと短いこと」の2つのポイントから逃げ・先行馬がスピードに乗って押し切りやすいコースです。

なおゴール前には阪神競馬場の名物でもある高低差1.8ｍの急坂があります。高低差はそれほどではありませんが、勾配は1.5％とかなりきつめです。

阪神芝1400ｍデータ詳細

コース	右・内回り
一周距離	Aコース：1689ｍ Bコース：1713.2m
直線距離（内回り）	Aコース：356.5m Bコース：359.1m
高低差（内回り）	Aコース：1.9ｍ Bコース：1.9ｍ
コースレコード	1:19.2（レシステンシア　2021 阪急杯）

阪神芝1400ｍで注目の枠順・脚質

枠	成績	勝率	連対率	3着内率
1枠	19-28-16-182	7.76％	19.18％	25.71％
2枠	24-21-26-199	8.89％	16.67％	26.30％
3枠	34-11-25-210	12.14％	16.07％	25.00％
4枠	20-19-23-228	6.90％	13.45％	21.38％
5枠	23-26-16-245	7.42％	15.81％	20.97％
6枠	24-27-28-246	7.38％	15.69％	24.31％
7枠	23-20-23-306	6.18％	11.56％	17.74％
8枠	10-25-23-334	2.55％	8.93％	14.80％

枠順は「3枠」の勝率が抜けて良く注目の枠になります。次いで「1枠」や「3枠」も優秀で阪神芝1200ｍと同じく内枠が優勢のコースとなっています。

反対に極端に不振なのが「8枠」で大外枠は厳しいコース設定となっています。

脚質は下り坂でスピードが乗りやすく「逃げ」が圧倒的に強いコースとなっています。まず初めに逃げ馬をチェックするようにしましょう。

枠順	3枠・2枠・1枠
脚質	逃げ

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