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【中京ダート1800m】コースの特徴や傾向をわかりやすく解説

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中京ダート1800 コースの特徴

中京競馬場は左回りの競馬場です。2012年の大掛かりな改修工事によってダートコースは1周の長さが約1530mにもなりました。これは東京、京都に次いでの3番目の長さで、4大主場にも引けを取らない大きな競馬場へとリニューアルしました。

いわゆるローカル場なのですが「高松宮記念」や「チャンピオンズC」といったG1も行われる珍しい競馬場です。

Keibit

ここでは中京競馬場のダート1800mの特徴や傾向をコース図を交えて解説していきます。

目次

中京ダート1800mで開催される代表的なレース

  • チャンピオンズC(G1)
  • 東海S(G3)
  • 名鉄杯(L)

中京ダート1800mは、秋のダート王を決めるチャンピオンズCが代表的なレースとなります。
第14回までは「ジャパンカップダート」として東京競馬場や阪神競馬場で開催されていましたが、国際招待制も廃止され日本調教馬を中心としたレースへと生まれ変わることに。またこのタイミングで中京ダート1800mへと舞台が変わりました。

中京ダート1800mのコースの特徴

コース形態
高低図

直線上り坂途中からのスタート

中京ダート1800m ポイント1

中京ダート1800mは特殊で、スタンド側の直線の上り坂からの途中からスタートになります。

更に1コーナーまでも約300mと短く、1、2コーナーは小回りで、向こう正面半ばまで続く上り坂もあって前半はペースが上がりきらないことも珍しくありません。

起伏が激しくダートコースでも屈指のタフなコース

向こう正面半ばからは下り坂になり、これが直線入り口まで続きます。

3、4コーナーはスパイラルカーブが採用されています。

スパイラルカーブとは…

コーナーの入り口は緩やかで、出口にかけて段々と急で小回りになってくる形状のカーブ。出口で外に膨らみやすいため馬群がばらけ易く、差し馬不利の軽減や枠順の有利不利などの軽減が期待できると言われている。

中京ダートコースの直線は410.7mと長い上に、高低差2.0mの急坂も待ち受けています。登り切った後にもゴールまで200m走りきらなければなりません。

ちなみに直線の長さは東京501.6 mに次いで第2位で、急坂も中山の2.2mに次いで第2位です。

このように序盤からアップダウンが激しく、直線の坂を2度上ることになる中京ダート1800mはダートコースの中でも屈指のタフなコースです。

中京ダート1800mデータ詳細

コース左回り
一周距離1530m 
直線距離410.7m 
高低差3.4m
コースレコード1:47.6(スマハマ 2019 名鉄杯) 
2024年11月28日時点

中京ダート1800mで注目の枠順・脚質

枠順では「4枠」「5枠」「8枠」あたりは勝率が良く注目の枠になります。反対に「1枠」「2枠」「7枠」の勝率はあまりよくありません。

ただしクラスが上がるにつれ外枠(特に8枠)は成績が落ちるので注意しましょう。

脚質は、「先行」「差し」はどちらも成績が良く安定した脚質になります。ただしスパイラルカーブで直線は馬群がバラけやすいものの、外からの差しはは決まりにくく内寄りからロスなく差してくるパターンが多い。

枠順4枠・5枠・8枠
脚質差し・先行
2019年~2023年(423レース)

その他の中京競馬場のコース

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