【2025関屋記念】大混戦の難解レース!前目ポジションが好走の鍵!?【レース予想】

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関屋記念2025レース予想

今週はサマーマイルシリーズ第2戦となる「関屋記念」。今年からは開催時期が7月に、別定戦がハンデキャップ競走にそれぞれ変更となり傾向も変わってきそうです。

ここでは「2025年関屋記念のレース予想をしていきます。

Keibit

2024年はトゥードジボンが見事な逃げ切り、米子S(現しらさぎS)に続く2連勝での初重賞制覇となりました。

目次

【2025関屋記念】レースのポイント

新潟芝1600m 左
コース形態
新潟芝1600m外回り高低図
高低図

まずは2025関屋記念のレースポイントから見てみましょう。

  • 新潟芝1600mはかなり大きな外回りのコースで直線は日本最長の658.7m。
  • 「オール野芝」でスピードが出やすくタイムが出やすい。
  • 今年は開幕週で行われハンデ戦に変更に。レース傾向の変化の可能性も。
  • 過去10年で「7枠」が【4-3-1-16】、「8枠」が【3-2-1-19】と外枠に良績が集中。
  • 過去10年で5歳が【5-7-5-51】で5勝でトップ。3歳は【1-0-2-5】と好走率が高め。
  • 逃げ馬不在でスローからの瞬発力勝負の可能性も。
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更に詳しいコース傾向を知りたい場合は以下の記事を参考にしてみて下さい。

【2025関屋記念】有力馬ピックアップ

有力馬ピックアップ

「総評A+」
フォーチュンタイム・イミグラントソング・ボンドガール

「総評A」
オフトレイル・シヴァース・カナテープ

「総評B」
アルセナール・ダイシンヤマト・レガーロデルシエロ

・妙味については前日オッズを参考にしています。
・土曜日時点の馬場を参考にしています。

総評A+】フォーチュンタイム…久々折り合い課題も重賞レベルの器

フォーチュンタイムは去年の春にデビューして【4-1-0-1】とパーフェクト連対に近い成績。

前走阪急杯では期待から1番人気に推されるも、折り合いを欠いた事が影響して5着と伸びきれなかった。

2勝クラスでは今回人気の一角のシヴァースや土曜日に自己条件を圧勝したワールズエンドを負かしており、3勝クラスではトロヴァトーレの2着などG3のここなら胸を張れる存在。

骨折明けや折り合いの不安はつきまとうものの、安定した先行脚質は頼もしく8枠16番からじっくり内の出方を見ながら進めれるのも大きそう。長い新潟の直線を乗り切るために、なんとか道中の折り合いはついて欲しいところ。

オッズは割れ気味ではあるものの前日6番人気というのも手頃。

能力
妙味A
妙味

【総評A+】イミグラントソング・・・前走積極策裏目で見直し

イミグラントソングは数少ない3歳馬。世代間の実力はまだはっきりと掴めていないがその分オッズに魅力があると見る。

ひいらぎ賞では1:32.4のデンクマールに半馬身差まで詰め寄り、前々走NZTでは2歳王者のアドマイヤズームを上がり33.1で捉えるなど3歳マイル戦で能力を見せてきた本馬。

前走期待されていたNHKマイルでは好スタートからアドマイヤズームを射程圏に入れる立ち回りが裏目に。前半44.6後半47.1の前傾ラップに巻き込まれて11着だった。

それでも前目で競馬をしてイミグラントソングに先着した馬はランスオブカオス(5着)のみでまだまだ見限れない。

おそらくこの馬のアピールポイントでもある末脚を活かす競馬をすると思うので、それに展開が嵌るかどうかが一つポイント。意外とペースが流れてくれるパターンなら尚良し。

A評価
能力
妙味B
妙味

総評A+】ボンドガール…前走大敗も能力上位で

2番人気に支持されたヴィクトリアマイルは最後方で終始かかりっぱなし。伸びない内を狙うしかなく16着と大敗を喫した。着順こそブービ―だがあの噛み合わなさで0.9秒差なら許容範囲ともとれる。

前走、前々走とここにきて物足りないレースが続くが、冷静に今回のメンバーを見渡すと能力は上位。

東京新聞杯のようにある程度好位で立ち回って、しっかりと早い上がりを出せるなら新潟コースも問題なし。今回はルメール騎手に乗り替わって折り合い面での改善を試みる。

一方で今年からハンデ戦となり、重賞未勝利ながら56キロとやや見込まれた。また人気になりやすい馬だけあって妙味面ではあまり期待できない。

能力
妙味C
妙味

【総評A】オフトレイル・・・ハイレベル戦多く末脚魅力で人気薄なら

オフトレイルは昨夏ラジオNIKKEI賞を制してからは、G1競走1回、G2競走3回、G3競走2回と常にレベルの高い舞台で戦ってきた。後方からの鋭い末脚が武器で13戦中5回は上がり1位、3回は上がり2位をマークしている。

特に1400m戦ではスワンS2着、阪神C3着とG2で勝ち負けと侮れない。特に阪神Cはナムラクレア、マッドクールに次ぐ3着でセリフォス、ママコチャに先着という実績がここでは心強い。

京都に限ればその成績は【2-3-1-0】とあからさまに京都巧者。直線平坦なコースという意味では新潟もマッチしている可能性も。

ただ開幕週の新潟なので、ペース次第ではあまり後方から行き過ぎると自慢の決め手でも追いつかない可能性も。

人気に左右されすぎるのはよろしくないと思いつつ、侮られるなら妙味を取りたいし、人気になるなら疑いたい微妙な立ち位置。

A評価
能力
妙味A
妙味

【総評A】シヴァース・・・テンの早さが魅力

シヴァースはテンの早さが魅力。前走しらさぎ賞も先行はしたもののどちらかというとかかって抑えきれずというような走りで後半失速し10着と大敗。重賞の壁に跳ね返されたというよりは力を発揮できなかった印象。

2走前の3勝クラス夢洲Sでは内前目で上手く折り合って1:32.3の鮮やかな勝利。折り合い面で苦労している点も考えると現状マイルが理想。

更にさかのぼればきさらぎ賞ではビザンチンドリーム、ウォーターリヒトといった今絶賛活躍中の馬達合相手にハナ、ハナ差の3着といった実績も。

今回は名門友道厩舎も太鼓判で出来も良さそう。

フォーチュンタイム同様、豊富なスピードで前目のポジションを取れる事を期待。

A評価
能力
妙味B
妙味

【総評A】カナテープ・・・近走素直に評価

前走府中牝馬Sは勝ち馬を見ながらレースを進める理想的な形。締まった流れで良さを発揮するセキトバイーストの良さが出たレースでこの馬の立ち回りも初めて重賞挑戦にしては中々のもの。

条件戦の時からも大きくは負けない安定したパフォーマンスが魅力だった馬。ハンデも54キロと手頃で、2走前にアドマイヤマツリを負かした時に騎乗していたキング騎手も当時より良くなったと太鼓判。

ただ割れているとは言え1番人気で妙味面で物足りなさはある。

A評価
能力
妙味C
妙味

【総評B】アルセナール・・・クイーンC2着馬!53キロ魅力

アルセナールはなんと言っても最軽量となる53キロが魅力。小倉記念では能力的にはあと一歩欲しかったイングランドアイズが51キロで完勝したのは記憶に新しい。

3歳上半期はクイーンズウォークのクビ差2着と接戦を演じNHKマイルでも期待された馬。そのNHKマイルは大きく出遅れての9着だったが、その後自己条件で経験を積んでの再度の重賞挑戦。

NHKマイルカップに騎乗した横山武史騎手は「直線で外にだしてからの弾けっぷりはすごかったです。将来性があるので先が楽しみな馬です。」と言っていたようにポテンシャルは高い。

一方で前走完璧に乗れたというルメール騎手が今回はボンドガールに騎乗するため多少の割引は必要かも…

B評価
能力
妙味A
妙味

その他の有力馬

その他の有力馬はしらさぎ賞で0.4秒差の4着と力を見せたダイシンヤマト、距離短縮で見直すレガーロデルシエロあたりは紐候補。

【2025関屋記念】最終レース予想

レース予想
エスキース

◎〇▲の3頭は自分の中で評価が高いが、オッズ的妙味でフォーチュンタイムを最上位に。
買い方が悩ましいが〇ー▲の馬連は保険で抑えておこうと思います。
正直難解なレースだと思うのであっさり目で。

◎フォーチュンタイム
〇イミグラントソング
▲ボンドガール
△オフトレイル
△シヴァース
△カナテープ
△アルセナール
×ダイシンヤマト
×レガーロデルシエロ

展開予想:スロー寄りのミドル

Keibit

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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