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【共同通信杯2025】切れ味勝負に自信あり!2走前の再現狙うマスカレードボール【レース予想】

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共同通信杯2025 レース予想

今週は3歳クラシック路線の中でも特に本番に直結しやすい「共同通信杯」

大活躍の東京スポーツ杯2歳S組からは3着馬のレッドキングリー。リスグラシューの半弟で福永厩舎の期待馬ネブラディスク。2歳でBCジュベナイルターフに果敢に挑戦したサトノカルナバルなど多彩なメンバーが揃いました。

ここでは「2025年共同通信杯」のレース予想をしていきます。

Keibit

去年の勝ち馬ジャスティンミラノは1勝馬ながら2戦目でこのレースを見事勝利。その後皐月賞1着、ダービー2着とクラシックの中心として大活躍しました。

目次

【2025共同通信杯】レースのポイント

東京芝1800m コースの特徴・傾向
コース形態
東京芝1800m 高低図
高低図

まずは2025年共同通信杯のレースポイントから見てみましょう。

  • 東京競馬場はDコース3週目も内側はそれほど痛みもない。
  • 3つのコーナーを回るが、直線気味に向こう正面に進入していくためワンターンに近いコース。
  • キャリアの浅い馬が中心。過去10年で1戦が3勝、2戦が2勝、3戦が5勝で、4戦以上の勝ち馬はなし。
  • 明確な逃げ馬不在でスローの上がり勝負の可能性が高い。
  • 逃げ経験のあるショウナンマクベス、ワンモアスマイルあたりが逃げ候補も、今後を考えると譲り合う可能性は高め。
  • ある程度前につけれて、キレのある馬が有力。

【2025共同通信杯】有力馬ピックアップ

有力馬ピックアップ

「総評S」
マスカレードボール・レッドキングリー

「総評A」
リトルジャイアンツ・サトノカルナバル

「総評B」
ネブラディスク

・妙味については前日オッズを参考にしています。
・土曜日時点の馬場を参考にしています。

【総評S】マスカレードボール・・・アイビーS再現できれば好走必須

今回の出走馬が走ったレースの中でも評価が高いのがアイビーS。

前半59.4でシルバーレインが飛ばす中、離れた3番手追走。ラストは11.8 – 11.3 – 11.2でしっかりと加速ラップでまとめ上げた。だった。

共同通信杯でもお手本にしたいようなレース運びで、同じような走りができれば、ここでもそうおかしな結果にはならないと見ている。

ただ、期待された前走ホープフルSは11着。大外枠や初の右回りなどを加味しても、もう少し恰好をつけて欲しかったのは事実。「ゲート裏で変な面を見せていた」、「上手に走れていませんでした」というようにまだまだ若さを感じさせたし、34秒後半~35秒台の上がりかかる競馬で脆さが露呈した。

条件が好転する今回は巻き返しに期待。もたれる面などの不安点もあるが、今回は相手もその手の不安を抱えている馬が多い。どちらかというとスローの流れでしっかり好ポジションを取れるかが重要。

前日オッズはかなり割れているとはいえ1番人気もありえる範囲。前走2桁着順だった事を考えれば、妙味面での物足りなさは感じる。

S評価
能力評価
妙味B
妙味

【総評S】レッドキングリー・・・スタートセンスと前進気勢が光る

レッドキングリーはこの2戦で見せているスタートセンスと前進気勢の強さが光る。

いずれのレースも簡単にハナに立てそうな勢いの中、何とか我慢を覚えさせようと好位の競馬を教え込んでいるのも好印象。

今やクラシックロードの中心となった東スポ2歳組の3着だが、ここを必要以上に強調されるのは少し荷が重い気も…。逃げたサトノシャイニングは捉えられず、直後にいたクロワデュノールには差し切られてのもので、この2頭とはやや差は感じた。

ただ、クビ差凌いだファイアクランツや、新馬戦で4馬身差をつけたウィクトルウェルスは後にゆりかもめ賞でワンツーで、今回のメンバー相手ならこの実績は十分胸を張れる。

今回これといった逃げ馬がいないだけに、上手く折り合いをつけれるかが心配ではあるが、持ち前の前進気勢があれば好位は問題なく取れそう。

S評価
能力評価
妙味B
妙味

【総評A】リトルジャイアンツ・・・ポテンシャル秘めるもスロー展開心配

レースっぷりにポテンシャルを感じるのはリトルジャイアンツ。

2走前葉牡丹賞は1:58.8レコード決着をタイム差なしの3着。前が総崩れのレースではあったが、出遅れ最後方で大外をぐるっと回った事を思えば中々のもの。

前走若竹賞もぽつんと最後方からの競馬で、同じくぐるっと外を回しての後方一気。もたれて全く追えない中での差し切りがちは非常に強烈なインパクトを与えた。上がりも2位と0.8秒差をつけていたように他馬が止まって見える程。

今回はもたれる面がないという左回り。東京はこの馬が未勝利戦を勝ち上がった舞台で、最もちゃんとレースができた舞台。小頭数の外枠と条件も似ており、スムーズなレースが期待できそう。

一方でこの時期で既に6戦目。クリアすべき課題も多く、鞍上の横山典弘騎手も今後を見据えてのレース運びに徹する可能性もある。スロー展開でのポジション取りにやや不安が残る。

A評価
能力評価
妙味A
妙味

【総評A】サトノカルナバル・・・立ち回りで優位を取れそう

サトノカルナバルは名門堀厩舎の期待馬で、今回のメンバーで唯一の重賞勝ち馬。

今のところ短距離中心のローテだが、母の産駒には2000mを勝っている馬(リアルスティール産駒)などもおり、キタサンブラック産駒のこの馬としても十分この距離は射程圏内。

レースぶりにも難しい面は感じさせず、スタートからすぐに好位を取れるため、距離の心配より立ち回りで優位を取れそうな点を評価したい。

2歳での海外挑戦となったBCJターフでは最後の直線伸びを欠いて12頭中9着。流石に2歳でのアメリカ遠征は厳しかった。

東京コースは新馬戦の1400m戦で経験済みで、最後は流しながら後続に7馬身の差。相手関係は微妙とはいえ勝ちっぷりを評価したい。

今までに前例がないローテではあるが、堀厩舎は積極的にこのレースを使い過去10年で【1-2-1-2】と好成績を収めている。ドゥラメンテ(2着)、ダノンベルーガ(1着)、タスティエーラ(4着)は春のクラシックで第活躍。今までとは毛色が違うとはいえ、今年のエース格であるこの馬も軽視できない。

A評価
能力評価
妙味C
妙味

総合評価Bネブラディスク・・・新馬戦はほぼ完璧な内容

ネブラディスクはリスグラシューの半弟で初戦がほぼ文句なし。

好スタートから外目の中団追走。前半62.2という新馬戦らしいスローの流れ。早め先頭から最後まで気を抜くことなく加速ラップを踏んで11.9 – 11.8 – 11.2で締めた。

ここまでスローになるとは思えないが、今回も新馬戦と似たような流れになりそう。

キャリア1戦だが、このレースは過去10年でキャリア1戦の馬が3勝しているように不安材料にはならない。とはいえ勝ち上がった馬はジャスティンミラノ、ダノンベルーガ、リアルスティールとそうそうたるメンツ。

ネブラディスクがこのレベルにあるかと問われると、まだ判断がつかないというのが正直なところ。

土曜日に同じく1勝馬のマディソンガールがクイーンCを敗れた事もあってか、前日4番人気とやや警戒されているので全く旨味がないわけではなさそう。

B評価
能力評価
妙味B
妙味

【2025共同通信杯まとめ】レース予想

レース予想
エスキース

混戦模様とはいえ◎マスカレードボールが思ったより人気に。サトノカルナバル、ネブラディスクあたりの未知数さもあって、ちょっと勝負しにくいレースなのかなと思っています。

◎マスカレードボール
〇レッドキングリー
▲サトノカルナバル
△リトルジャイアンツ
△ネブラディスク

展開予想:スローペースからの瞬発力勝負

Keibit

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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