【2026 皐月賞 予想】稀に見る大混戦!自在性で優るロブチェン有力も高速馬場適性が明暗を分ける一戦

当ページのリンクには一部広告が含まれています。
2026年 皐月賞 レース予想

桜花賞の興奮も冷めやらぬまま、今週は牡馬クラシック第1弾の「皐月賞」が行われます。

朝日杯FSカヴァレリッツォ、ホープフルSロブチェンの2歳王者両頭に加えて、多岐に渡る前哨戦から有力馬が続々と参戦し、史上稀にみる大混戦となっています。

本記事では【2026年皐月賞】について、過去データやレース傾向を整理しつつ、各馬の内容を精査。今年の勝ち馬候補を探っていきます。

Keibit

2025年の皐月賞はミュージアムマイルが1:57.0のレースレコードで優勝。
1着ミュージアムマイル、2着クロワデュノール、3着マスカレードボールはいずれも後にG1を勝利するなど、非常にハイレベルの1戦となりました。

目次

【2026皐月賞】コースの特徴・レース傾向

Keibit

まずは皐月賞が行われるコースの特徴・レース傾向から見ていきましょう。

中山芝2000m コース形態
コース形態
中山芝2000m 高低図
高低図

コースの特徴(中山芝2000m)

  • 内回りコースを使用。
    小回りで4つのコーナーを回る事から、器用さの求められるコース。
  • 直線入り口からで最初のコーナーまで約400mと長めだが、急坂を上りながらのポジション争いとなるので消耗は激しめ。
  • 最後の直線は310mと短いが、ラストには高低差2.2m最大勾配2.24%の急坂が待ち構える。
    これによりスピードに加えて、パワーも要求されるコース。

皐月賞の傾向

  • 前走別成績では共同通信杯組が【4-0-5-13】の4勝と圧倒的。
    ホープフルS組の【2-1-0-4】の好走率の高さも見逃せない。
  • 過去10年の枠順成績では内外で大きな差はあまりないレース。
    その中でも4枠【2-3-2-13】・6枠【3-1-2-14】は勝率・連対率・3着内率優秀で注目。
  • 昨年に引き続きCコース替わりでの施行。
    その昨年がレースレコード決着。
    土曜時点では時計も早く、高速馬場で内優勢の傾向が強くなっている。

2026年皐月賞の前走共同通信杯組【4-0-5-13】

・リアライズシリウス(1着)
・ロブチェン(3着)

2026年皐月賞の前走ホープフルS組2-1-0-4

・フォルテアンジェロ(2着)

2026年皐月賞の4枠【4-0-5-13】、6枠【3-1-2-14】

・ロードフィレール(4枠7番)
・マテンロウゲイル(4枠8番)
・パントルナイーフ(6枠11番)
・グリーンエナジー(6枠12番)

有力馬ピックアップ

Keibit

ここからは2026年皐月賞の有力馬をピックアップして評価・考察していきます。

【評価S】
ロブチェン

【評価A+】
ライヒスアドラーアドマイヤクワッズカヴァレリッツォグリーンエナジーリアライズシリウス

【評価A】
フォルテアンジェロマテンロウゲイル

【評価B+】
サノノグレーターバステールパントルナイーフ

【評価B】
ゾロアストロ

・妙味については前日オッズを参考にしています。
・馬場状態は良を想定しています。

【評価S】◎ロブチェン・・・自在性のある立ち回りが魅力

実績からみるロブチェン

2走前ホープフルSは前61.3後59.7の緩い流れを内枠から脚を溜める競馬。
直線はインからの抜け出し難しいとみると、強引に外に進路を切り替える。
ラスト3Fは11.7-11.4-11.4と急坂でも衰えることなく脚を使えており高評価。

前走共同通信杯は前47.4後46.0と東京らしい後継ラップの瞬発力戦。
突っかけてロケットスタートになったが、先を見据えての中団追走。
壁を作れず想定外の競馬にはなったが、最後は前目で粘りこみを図るリアライズシリウスにタイム差なしの3着まで追い上げた。
ラスト33.4秒と瞬発力勝負にもある程度対応できたことは収穫。

皐月賞でのロブチェンの評価

同条件のホープフルSと同じ2枠4番のため立ち回りのイメージはつきやすい。
同じ展開にはならないだろうが、スタートも良く、馬群の中でのレースもできるため自在性を活かした競馬が期待できる。
「安定感+自在性+能力面」の総合力で他馬より1つ上の評価とした。

ここまで京都→中山→東京と異なる競馬場で安定したパフォーマンスを発揮しているのも心強い。
東京の瞬発力勝負よりは、中山の少しタフなレースで良さがでそうなタイプ。

ただそういう意味では、土曜時点中山の高速馬場化は不安要素になりうる。
共同通信杯のタイムは優秀で高速馬場にもしっかり対応できているが、得意と言えるかは疑問符が付く。
高速馬場適性で他の馬に出し抜かれる可能性はあるので、前日1番人気の単勝勝負はやや割に合わないかも。
当日の馬場には要注意。

S評価
総評
妙味B
妙味

【評価A+】〇ライヒスアドラー・・・中山のパフォーマンスは高く、妙味あり

実績からみるライヒスアドラー

東スポ杯は3角不利が響く流れをよく盛り返して0.2秒差の3着。
前走弥生賞は、アドマイヤクワッズを目標に進めてしっかり先着したものの、早めに捕まえに行った分、後方のバステールに上手く流れが向いてしまった。
アドマイヤクワッズ同様に前哨戦としては上々の内容。

皐月賞でのライヒスアドラーの評価

5枠9番と立ち回りやすい枠に入って、今の中山の高速馬場も歓迎。
差しの有力馬が多い中、中団やや前目でレースができるタイプなのも〇。
中山の短い直線で脚を余すような残念な結果にはならないだろう。

デビュー戦含め中山でのレースパフォーマンスはいずれも高く、これが前日10番人気というのが改めて今年の層の厚さを思い知らされる。

個人的にはG1経験は十分も、まだ大きな結果が出ていない佐々木大輔騎手が少々不安ではある。
ただ、今までG1と比べても混戦でチャンスが大きそうなことは間違いない。

人気が割れ気味とはいえ前日10番人気。高速馬場傾向が続くなら単勝なども視野に入れたい。

A+評価
総評
妙味A
妙味


【評価A+】▲アドマイヤクワッズ・・・前哨戦使えた意味大きく

実績からみるアドマイヤクワッズ

前走朝日杯FSは前46.3後46.9の前傾ラップ。
11番手の後方からの競馬。上がって行こうとしたタイミングで、すぐ前を走っていたエコロアルバも仕掛けたため、かなり外を回される羽目に。
このロスが響いての3着で内容的には勝ち馬と遜色ないパフォーマンス。

前走弥生賞は、前60.4後59.8の後傾ラップ。
ここまで一貫してマイル戦を使ってきたこともあり、前目3番手の競馬。
悪くないポジションに見えたが、後半から12.2 – 12.0 – 11.9 – 12.2 – 11.9 – 11.8と持続的に脚を使わされる厳しい展開。
最後まで抵抗したものの、後方待機のバステールと5番手にいたライヒスアドラーに交わされての3着。

皐月賞でのアドマイヤクワッズの評価

2歳の時から完成度が高く競馬はそつがない。

弥生賞が「4コーナーの雰囲気から、勝てると思った」とジョッキーが感じながらも伸び負けたのは、前に厳しかった流れもあるが、本番を見据えての仕上げだった可能性が高い。
友道厩舎といえばマカヒキ、ワグネリアン、ドウデュースが弥生賞→皐月賞→日本ダービーのローテで大一番で結果を出している。
一度2000mのペースを経験できたことはここで活きてくる可能性が高い。

不安点は8枠17番とかなりの外枠に入った点。
皐月賞はスタート後コーナまでの直線が長く、内外差がないレースだが、それでも中途半端な位置で外々を回らされる展開になれば当然キツイ。
さらにCコース替わりで土曜日の競馬を見る限り内の状態は良さそうで、これはこの馬にとっては逆風。

ただ8枠に関しては悪い点ばかりではなく、必要以上に嫌われるため、妙味面での恩恵は大きい。
前日8番人気は混戦とは言え、ハイレベルの朝日杯FSで1番人気に推されていた事や、能力面を考えれば魅力的。

A+評価
総評
妙味A
妙味

【評価A+】△カヴァレリッツォ・・・Cコース替わりは最内枠としては追い風

実績からみるカヴァレリッツォ

2走前のデイリー杯2歳S前46.5後46.6の淀みないペース。
外枠から一旦下げて内へ、折り合いに苦労しながら3番手キープ。
アドマイヤクワッズにアタマ差敗れるも、走破タイム1:33.1は京都芝1600mの2歳コースレコードで2頭が抜けたレースだった。

前走朝日杯FSは中団内目を手応え十分で追走。前46.3後46.9の前傾ラップ。
4角では外にすで多くの馬が殺到しており、インを狙ったというより「インを攻めるしかなかった」が正しい。
結果上手く進路が空いて、逃げ粘るダイヤモンドノットをきっちり捉えきって勝利。
勝ちタイムは重馬場ながら1:33.2とハイレベルG1と謳われただけあってレベルの高い1戦だった。

皐月賞でのカヴァレリッツォの評価

個人的に評価しているのは3戦全てで馬群の中で脚を溜める競馬ができている点。
1枠1番と極端な枠を引いたので、今までの経験がしっかり活きそう。
またCコース替わりで内の傷みは改善しているのも追い風。
昨年のような高速決着ならこの馬が今まで見せてきたスピード能力が活きる。

一方、コース適性に関しては未知数。キャリア3戦全て1600mでデイリー杯ではやや行きたがったように、2000mへの対応、4つのコーナーの中山コースへの対応は一つ課題となる。
未知数が故にこの戦績でも4番人気で買えるとも言えるが、難関なレースで欲を言えば本番までに1戦使って欲しかった気持ちも笑

A+評価
総評
妙味B
妙味

【評価A+】△グリーンエナジー・・・緩さが徐々に改善し成長力見込める

実績からみるグリーンエナジー

新馬戦は「緩さがある、芯が入ってくれば」とのコメントで、ダノンヒストリー、後にスプリングSを勝利するアウダーシアと相手も揃った中で3着。昨年6月の競馬なのでそこまで重視する必要はない。

2走前の未勝利戦はスローの2番手追走から32.9秒という抜群の瞬発力を見せて3馬身差の勝利。

前走、京成杯は二の脚がつかず11番手から。前59.9後59.4である程度流れつつも後半も末脚が要求される流れ。
ロスなくしっかりインを立ち回った事もあって、中山コースながら直線は33.8秒と自慢の末脚を発揮。
走破タイムは1:59.3と優秀、クビ差2着のマテンロウゲイルは次走若葉Sを完勝とある程度レースレベルも保障されている点も〇。

皐月賞でのグリーンエナジーの評価

京成杯自体はインからほとんど最短距離を走れていて、正攻法でクビ差2着としたマテンロウゲイルや後方から外を回す形になったタイダルロックあたりと大きな差はない。

ただ、新馬戦から一貫して緩さに言及され、ここまで1戦ごとに内容が良化。
調教では自己ベストを更新。
京成杯からの3ヶ月で更にレベルアップしていると想定して評価する必要はありそう。

前向きな気性と二の脚の遅さ、最大目標のダービーを考えれば、無難に中団あたりで折り合いに専念する可能性が高い。6枠12番と自在性のある枠に入ったし、この枠なら実力を発揮できずに終わる心配はなさそう。

ロブチェン同様上位人気にはなると思うので、今回ロブチェンを評価している以上、期待値的にどうしても割に合わない感じは残る。

A+評価
総評
妙味B
妙味

【評価A+】△リアライズシリウス・・・同タイプ少なく伸び伸びとレースができる

実績からみるリアライズシリウス

2走前の朝日杯FSは出遅れからの4番手追走から、ダラっとした伸び脚で0.8秒差の5着でこの馬としては凡走と言っていい内容。
相手関係や右回り以前に、「7~8割まで戻ってきている」とコメントがあったように状態面で完全ではなかった可能性が高い。

前走共同通信杯は、それを証明するかのように積極的な競馬を見せて見事1着。
前47.4後46.0が示す通り前有利の流れではあったが、ポジションのアドバンテージを最大限に活かした立ち回りだった。

皐月賞でのリアライズシリウスの評価

スピードの持続力を活かした前目のポジションからのレースが得意。
今年のメンバーでも同タイプが少なく、レースの流れを自分で作れる事自体まず大きい。
7枠15番から内を見ながら、すんなり前目のポジションを取り切れる可能性が高い。

自分の競馬をして能力的に足りるかどうかだけなので、非常にシンプル。
今回のCコース替わりもプラスで、スピードの持続力を要求される展開なら一気に浮上する。
あまりタフさが要求されると微妙かと思っていたけど、今の馬場ならと評価を一段階上げた。

不安点としてはスタート。リカバリーは速いタイプとはいえ、程度が大きければその分余計な力を使う事になる。

A+評価
総評
妙味B
妙味

その他有力馬

その他注目したい有力馬を何頭かピックアップして紹介します。

フォルテアンジェロ A評価
狭い所から伸びてきたデビュー戦、先団好位からしっかり脚を伸ばしてきたホープフルSなど、立ち回りの安定感に非常に好感が持てる。
ただ、ホープフルSの直線は前が壁で外に切り替えるロスが多少あったが、ロブチェンには完敗と言える内容。
ぶっつけでの一気のハイレベルメンバーは気になるが3枠6番は絶好枠。
前日11番人気と妙味も十分。

マテンロウゲイル A評価
2走前の京成杯は正攻法の先行抜け出しからグリーンエナジーとクビ差の2着。
前走若葉Sは前60.2後58.3で、ラスト4Fの個別ラップ11.6 – 11.5 – 11.1 – 11.3もいう事なしの優秀なラップ。
4枠8番もほぼ理想的といえる枠で、特にマイナス要素はなく順当に評価したい。

サノノグレーター B+評価
葉牡丹賞が前58.9後59.3の前傾ラップで1:58.2と従来の2歳芝2000mのコースレコードを0秒6短縮した。
相手関係がかなり軽めだった事や、位置取りがバッチリ嵌ったので、単純に鵜呑みにできないレースだがインパクトは十分。
スプリングSも直線進路さえ空いていれば…という脚だったし、ベストと言える条件で前日13番人気で今回の穴候補。

バステール B+評価
弥生賞は、有力2頭がやや前がかりでレースで後方待機策が上手く嵌った印象。
ただ、下した2頭は個人的にここでも評価の高い2頭で、能力面ではまだ見極め切れていないのが正直なところ。
8枠18番は後方からのレースが予想されるこの馬としてはそこまでマイナス要素にはならない。
一方で現状の馬場傾向を考えれば、後方一気が決まる可能性はそれほど高くないとみて、今回はこの辺りの評価に。
川田騎手のコメントからも先々に繋がるレースをするのではないかと見ている。

パントルナイーフ B+評価
東京スポーツ杯2歳Sは前半61秒の典型的なスローの瞬発力勝負。
中団から上がり32.9と抜群の脚を見せて勝利。
この時上位入線だったゾロアストロ、ライヒスアドラーも後にしっかり力を見せており、ポテンシャル自体は相当高そう。
ただ、弥生賞を回避してぶっつけの参戦となるとやはり強くは推せない。
東京スポーツ杯2歳Sの内容からも、次のダービーへの足慣らし感が否めない。

ゾロアストロ B評価
東スポ2着→きさらぎ賞1着と順調にクラシック路線に乗せてきた。
ここまでほぼスローの瞬発力勝負のレースのため、中山2000mでスピードの持続力を問われる展開になった時に対応できるかが心配。
サウジアラビアRCではエコロアルバに敗れ3着、デビューから3戦手綱を取っていたルメール騎手はパントルナイーフを選択したとなれば、どうしても評価はこの辺りに落ち着く。

皐月賞最終レース予想

エスキース

自在性があり、どんな馬場にも幅広く対応できる◎ロブチェンが一歩リード。

〇ライヒスアドラー、▲アドマイヤクワッズは人気面でかなり妙味があり、思い切ってこれらを上に見る選択肢も十分ありそうです。

相手選びはオッズを見ながら調整、リターンが取れなさそうなら下から順に軽視していきたいと思います。

◎ロブチェン
〇ライヒスアドラー
▲アドマイヤクワッズ
△カヴァレリッツォ
△グリーンエナジー
△リアライズシリウス
△フォルテアンジェロ
△マテンロウゲイル
☆サノノグレーター
×バステール
×パントルナイーフ
×ゾロアストロ


想定ペース:ミドル

Keibit

最後まで読んで下さりありがとうございました!

  • URLをコピーしました!
目次