早いもので今年ももう9月。今週はサマーマイルシリーズ最終戦となる「京成杯オータムハンデ」。
サマーマイルシリーズでありながら、秋から始動する有力馬の参戦やハンデ戦という事もあって非常に難解なレースになります。
ここでは「2025年京成杯オータムハンデ」のレース予想をしていきます。

2024年は3歳牝馬のアスコリピチェーノが古馬相手に11/4差の完勝。
勝ちタイムは1:30.8で開幕週らしい高速決着となりました。
【2025京成杯オータムハンデ】レースのポイント




まずは2025京成杯オータムハンデのレースポイントから見てみましょう。
- おむすび型の「外回り」コースを使用。小回りで外々を回ると距離ロスが大きい。
- コースの大半は下り坂かつ、開幕週の「オール野芝」のコースで高速決着になりがち。
- 過去10年で「5枠」が【4-1-0-13】、10番が【5-1-0-3】とやや偏りのある傾向で注目。



更に詳しいコース傾向を知りたい場合は以下の記事を参考にしてみて下さい。


【2025京成杯オータムハンデ】有力馬ピックアップ


「総評S」
エリカエクスプレス
「総評A」
シヴァース・カラマティアノス
「総評B」
ダイシンヤマト・コントラポスト・タガノエルピーダ・ジューンオレンジ・タイムトゥヘヴン
【総評S】エリカエクスプレス・・・適距離戻った三歳屈指の快速牝馬
前走オークスはマイペースで逃げれたものの、後続を引き離せず10着。一気の距離延長が響いた形だった。
この馬は今回と同舞台フェアリーSのパフォーマンスを評価。
前半45.5後半47.3というハイペースのレースを先行しながら、最後は3馬身突き抜けての勝利。例年1分34秒~35秒台の決着が多い中でのレースレコード1:32.8は豊富なスピードを感じさせる。
前進気勢の強さが前目のポジションを取ることにも繋がっており、この馬の強みにもなっている。桜花賞の5着は折り合い面や4角手前では外に膨れるなど若さが出てしまったが、ひと夏を超えての気性面での成長にも期待。
同世代のマピュースはひと足早く中京記念を勝利するなど、世代レベルも上々と見る
開幕週の馬場で持ち前のスピードを活かしたかっただけに金曜の雨は残念。どれくらい影響があるのか当日の馬場状態にも注目したい。
単勝も視野に入れたいが、オッズや馬場状態の見極めが重要になりそう。




【総評A】シヴァース・・・前走差し決着の中の踏ん張り評価
シヴァースは前走関屋記念で前半45.5後半45.5で新潟1600mのレコードとなる1:31.0で5着。瞬発力勝負の差し決着の中、3番手でしぶとく粘りこみ成長力をうかがわせた。
4枠からスムーズな先行がかないそうで好印象。ある程度早い決着でも前目の好位にはいて欲しい。
稍重くらいで前走ほど瞬発力問われない馬場ならむしろプラスに働きそう。




【総評A】カラマティアノス…G3で再度見直し
カラマティアノスは共同通信杯ではマスカレードボールから0.1秒差の2着(相手は迫られたから再度伸びたように余裕はかなりあったが…)。
ここまでは3着以下なしという安定感だったが皐月賞10着、ダービー12着と流石に壁に跳ね返された。
仕切り直しとなるG3、ひと夏を越した3歳牡馬、好成績を維持していた1600m~1800mの距離などで再度見直せる舞台がやってきた。
信頼性はそこまでないが過去10年で5枠10番が非常に好成績なのも心強い。




その他の有力馬
その他の有力馬はしらさぎ賞で0.4秒差の4着で得意の中山に戻るダイシンヤマト、ダービー卿チャレンジトロフィー2着のコントラポスト、前走重賞で好走のジューンオレンジやタガノエルピーダ、このコースで最後飛んでくるタイムトゥヘヴンあたりまでが紐候補。
【2025京成杯オータムハンデ】最終レース予想





◎エリカエクスプレスは馬場状態やオッズにもよるが単勝を視野。
おそらく人気なので▲カラマティアノスあたりが絡んでくれれば。
秋競馬初戦なんとか的中させたいですね。
◎エリカエクスプレス
〇シヴァース
▲カラマティアノス
△ダイシンヤマト
△コントラポスト
△ジューンオレンジ
△タガノエルピーダ
△タイムトゥヘヴン
展開予想:ミドル~ややハイ



最後まで読んで下さりありがとうございました。